山の記録

12月25日

【奥多摩:六ツ石山】

前回の続き。奥秩父縦走路の一番最後の山が六ツ石山です。本当に久しぶりに奥多摩の山に登ろうと前回の女性にあって思いました。

なんだかもう奥多摩はいいや、と勝手に決めてつけていましたが、登ってみて奥多摩の山は良いなと改めて感じました。そしてバカにできない。

よく見てみると電車で2時間もかかるんだと再確認しました。以前は毎週のように通った奥多摩駅。でもかなりの時間がかかっていたんだ。自宅を6時に出発しても着くのは8時。でも六ツ石山は登山口が駅近だから便利です。

そして久しぶりに乗った青梅線は残念なことにLED照明に変わっていました。本当に迷惑なLEDです。まぶしてくたまりません。はるにも悪いことをしている。これでは電車は面倒です。

以前は冬には人はあまり乗っていませんでしたが、今回は結構な人が乗っていました。登山人口が増えていることもわかりました。

それでも六ツ石山へ向かうのは私とはるだけのようです。まぁいいか〜。ゆっくり登ろうと奥多摩駅を歩き出します。青梅街道を奥へ進むと商店の先に右へ曲がる道があり、そこを入ります。むかし道と同じです。始めはアスファルトの道をしばらく歩くのでとても歩きにくい。結構急だし、ときどき車も通るので大変です。40分くらい歩くのかな?そのあと登山口へ着きます。ようやくはるちゃんも解放です。

はじめは植林地帯のジグザグの道。途中で道を間違えて林道に出る道の方へ歩いてしましたが、こんなところ歩いた記憶がないと引き返して、間違いだとわかりました。危ないな〜。
もとの道を少し登れば雑木林の道にかわります。そしてここの雑木林は気持ちが良いことを思い出しました。だから良く登りに来ていたのです。
そしてここがまた急な坂道で歩きが遅くなります。しかも落ち葉が積もっているので歩きにくい。
はるちゃんも埋もれてしまうので、大変だったようで、しばらく抱っこして歩きました。
落ち葉がいっぱいの道からまた植林帯に入ると坂道もゆるくなり、はるも歩くことができます。

ここを抜けると石尾根らしい道に変わります。久しぶりの石尾根です。気持ちがよくて元気が出ましたが、結構急なのと思いザックで、ここでも疲れてしました。

でも焦らずゆっくり登ると六ツ石山山頂に到着します。広い山頂で久しぶりの奥多摩の山々に感動しました。はるちゃんも元気に到着し、二人でリンゴを食べて、下山します。

水根沢へ下山です。こちらは防火帯の尾根道を緩く下っていくのですが、雪が残っていて、少し怖かったです。しばらく緩く下ったあと、右へ折れて森の中の急な道をくだることになります。ここの下りを急いで降りたので、最後は足がプルプルしてしまいました。最後の登山口付近の風景はまったく忘れていて、覚えていませんでした。それでも13時00分前には水根沢のバス停まで到着できたので早かったな。

久しぶりの奥多摩は楽しく終えました。
お昼ご飯を奥多摩湖のベンチで食べて、買った焼き芋もはるちゃんと食べて、大満足。
本日は終了となりました。
11月27日

【奥秩父:古札山・水晶山】

雪が降る前に笠取山へ登りたいと思い、前回行かなかった古札山へ行こうと決め、出かけました。
今回も近いから少しのんびりしてしまい、作場平の駐車場に着いたのは7時を過ぎてしまっていて、奥の駐車場はもう満車でした。そして今回はさらに衝撃の出来事登山靴を忘れる事件を起こしてしまい、残念な気分で出発しました。

登山靴でなくても登れるけれど、私の大切なミニマスシューズを泥だらけにすることになるのが、何よりもがっかりな出来事ですが、それ以外の靴はないので、そのまま出発しました。

すると登山口付近のトイレがきれいになっていて、使ってみましたが、きれいで安心しました。そしてそのあと、登山口から歩き出した先で、とっても重要な時計を忘れたことに気づき、引き返し時間を無駄にします。なんてことをやってるんだとがっくり。

ただ時間がわからないというのは登山で致命傷になるので、早く気づいてよかった。
今日は、お天気も良く、楽しめるのは間違いないので、気を取り直して出発です。
そして訓練のため、少し荷物を重くしていたので、ゆっくりペースでしか歩けません。

始めはゆるい上り坂です。15分くらい歩くと、坂道になり、そこから少し先に歩くと分岐に出会います。私はいつも通り一杯水への道を行きます。(どう考えてもこっちのほうが気持ちがいいと思う)
森を満喫できる感じがとても好きなので、いつもこっちを歩きます。

少し歩けば、日が差して気持ちのいい道へ変わり、元気がでました。さらに今日はゆっくり歩いているので、森歩きを満喫できます。落ち葉が積もったふかふかの道。ただ地面の状況がわからないので、石でつまづく危険も注意です。

いったん登りが終わると、トラバースの道に変わり、少し下った先には沢が流れています。
沢には太陽が差し込みキラキラして、とってもきれいでした。ここを登っていくと、次は左へそれて森の中へ入っていきます。ここを登ると笠取小屋へ到着します。

今回も小屋のお父さんが出てきて、うちのはるちゃんにおやつをくれました。
普通なら怖がるはずのはるちゃんですが、おやつを持っていることがわかったようで、用心しつつも食べていました。さらにほかの人にまで、おやつをもらえるのではないかと思ったようで、近くの人に様子を見に行ってました。げんきんなもんだ。

さて、ここで少し休憩したら古札山へ出発。私たちは皆さんとは別の方向へ行きます。
少し上ると防火帯に出るので、見晴らしがよくなります。周辺の山もよく見えてきれい。
分岐を左方面へ進み、笹原の森の中を通過します。少し下った先は雁峠です。
ここもとっても見晴らしがよくて好きです。

さてここからが本格的な登りの開始です。すべる道をのぼります。けっこうな登りで疲れます。
登りきるとゆるい登りに変わりホッとしますが、まだ先は長い。笹原の尾根道を歩きます。

でもここがまた楽しいです。道が急に左へ曲がった少し先に燕山があります。この前はここまでだったので、今日は初めての道。先へ進むと急に、森の中だったのが、開けて明るくなりました。
とっても気持ちのいい道に変わり、気持ちが明るくなります。でも今日は荷物が重く、急な登りはないのに、登れなくなります。息が切れて先へ進まない。はるにも追いつかないという状態。

でもなんとか頑張ります。富士山も見えて素敵な道なので、なんとか歩けました。やっとのこと、古札山へ到着。山頂手前から広く伐採されているので、開放感があって気持ちがいい。ベンチもあり、ゆっくり休憩できます。そこへ大荷物をもった女性がやってきました。どう見ても奥秩父縦走者です。

驚いて話しかけてみたら、やっぱり金峰山から縦走して、23日に降った雪でラッセルが大変だったという話を聞き、超おどろきです。5日はかかる道を一人で歩くなんて私にはできないので、しきりに感心しました。いろいろ話して、楽しくなり、ヘロヘロな私も元気が出て、水晶山まで行く決意をしました。はるとリンゴを食べ、その女性を見送り、私たちも出発です。古札山の西側は暗い森の中でしたが、ぐんぐん下り、また登り、水晶山まで到着しました。(山頂付近は木が枯れていました?)
ここは視界はなかったので、すぐ引き返し下山します。帰りは巻き道を使い、北側の暗い道でしたが、また戻ると気持ちの良い尾根道です。あの人に追いつくかな〜なんて思いましたが、ぜんぜん無理でした。でもすっかり楽しくなり、るんるんで気持ちのいい山道を歩きました。

お昼ご飯を笠取小屋のテント場でとり、ゆっくり休憩してから下山しました。小屋はすでにしまっていて、静かでした。珍しく今日は森を満喫した日でした。いつも下山してから昼食をとる私ですが、やっぱり森の中で食べるご飯はおいしいです。はるちゃんもごはんを食べて元気に下山しました。

13時50分登山口へ到着しました。

10月29日

【谷川岳:西黒尾根】

9月のときにははるは途中でリュックに入ったので、全部登っていない。
でもはるなら登れるのではないかと思い、もう一度挑戦したくて、また登りに行ってしまった西黒尾根。

今回は紅葉で駐車場が埋まってしまうのではないかと思い、3時前には出発して、6時前には到着しました。でも何やら雨が降り始めている。???今日って雨予報????

驚きを隠せないこの状況。西黒尾根で雨か…。どうしようか…。でも来てしまったし、晴れるかもしれない。と思い登りに行くことにしました。

出発したときは雨が止んでいたので、レインウェアは着ないで行きました。はるにもいざというときのためにレインウェアは持っていきました。でも雨が降ってしまったので、はるは歩きたくない。以外と雨が嫌いなはるくん。

出発時点の空        西黒尾根登山口

当然登るのは嫌だ。はるは始めからやる気なし。いつもだったら大喜びなのに。来てしまったので歩いてもらいました。とりあえず森が終わるところまでは登りたい私の気持ち。風も強くて、天気は荒れるのか?と心配でしたが、それでも強い雨にはならず、なんとか登れる感じ。ほかの人たちも諦める気配はなしでした。

紅葉になっていた森@        A          

途中で雨が本格的に降ってきたので、私もはるも慌ててレインウェアを着て、登り続けました。そうしていると樹林帯が終わり、尾根にでました。そのときは雨も止んでいて少し離れたところは日差しも出ている様子でした。なので、そのまま続行します。濡れているけれど、岩場もなんとか登れます。滑ることを心配しましたが、そうでもない感じ。

晴れ間が見える       岩場へ入る       虹が出ている    

       ガスで見えない        振り返る

でも前回よりも歩く速度が遅いらしく、どんどん人に抜かされる。そして寒くなる。濡れた岩場を登っているので、手袋が濡れて冷たい。でも外すともっと寒いので、濡れいても手袋は外せませんでした。そして山頂が何も見えない。今どの辺なのかもよくわからない状態。今回はラクダの背も気がつかずに通過していました。歩くことに必死だったようです。今回ははるは全部歩いてくれました。こんな状態でリュックに入れても寒いだけで可哀そうです。

たぶん、はるはちゃんと歩けるはず。でも急な登りで岩の段差も多いこの道はあまり気が進まないんだと後で思いました。結局、ちゃんと全部歩いてくれたので、とても助かりました。

大きな岩場を通過して、歩いても歩いてもどこだかわからないって本当に気持ちが悪いです。
目の前しか見えない。上のほうへ行くと雪も降っている。止まると寒い。そのためまったく休憩せずに登っていました。寒いのでのども渇きません。それでもはるは着いて来てくれます。でもノロノロ歩きなので、時々イラっとして喝をいれました。

もう下山できる状況でもないので、登るしかない。(この前と同じでした)なんの改善にもなっていないのが残念でした。でも歩いているといつかは着くのがめげない理由でもあります。
苦しいながらもなんとか私とはるはトマの耳まで登りました。風で寒いので山頂で写真を撮ったら、即下山です。でもお腹もすいたので、風除けで肩の小屋まで行き、持ってきた柿を食べましたが、寒くて休憩どころではありませんでした。少し食べたら、もう下山しないと、ほかの人たちも寒い寒いと連発していました。

雨の山頂         太陽が出る

とにかく下山。はるは濡れているので、さらに寒いだろうと思い、早く下りたかったです。もうはるのために振りむく以外はできずに、どんどん下ります。段差で犬を抱っこするので、かっぱは泥だらけ。そんなことも構わず、下りれるところまでどんどん下山しました。避難小屋近くになったころ、時々太陽が出て、暖かくなり休憩することができました。そこでようやくゆっくり休憩しましたが、太陽が隠れるとまた寒くなり、出発します。避難小屋直前の曲がり角での休憩が一番ほっとしました。

はるも寒かっただろうと思いますが、がんばって歩いていました。歩いたほうが寒くないので、そうする以外はなかったのですが、本当にそれには助かりました。

そして避難小屋も通過して、田尻尾根の分岐まできたとき、まだ歩けそうだったので、そのまま歩いて下山しました。もうそこまでくると寒くないので、安心でした。

田尻尾根を下っていくと、紅葉がとてもきれいで、こっちに来て良かったと思いました。黄色い葉っぱのアーチのようになっていて、とてもきれいな空間でした。


田尻尾根の紅葉@        田尻尾根の紅葉A

ただここでうちのはるちゃんは木の根に足を滑らせ、斜面を転がって落ちてしまいした。どこまで行ってしまうのか!と心配しましたが、うちのはるくんの力強さを発揮です。しがみつく力が強いので、早い段階で斜面に食いつき、止まりってくれたのです。これには本当に感激しました。
もう落ちしてしまったら、助けようがありません。もちろん探しには行きますが、どこまでいけるか私にもわからないので、本当に危険です。そんな中、止まれることができたことは本当に助かりました。

これを見て、無理はしてはいけないなと改めて反省です。私の無理やり山行がこういうことを引き起こしてしまったので、これからはゆる登山に変更していきます。私の大切な相棒を失いたくないです。これだけは絶対にあってはならないと思っています。

それにしても、木の根がいっぱい出ていたので、犬でさえ滑ります。田尻尾根は道が狭いので、その辺も要注意です。そのあとはあっという間に砂利道に出てあとはロープウェイの下を歩いていくとロープウェイ駅の近くにでることができます。そこで今日の山行は終了。

こんな山登りは初めてです。もうこんな山登りは嫌です。でも山登りはとても楽しくて止められません。 
9月26日

【谷川岳:西黒尾根】

次はどこに登ろうかと考えていたときに、谷川岳の西黒尾根を犬連れで登っている人がいることを知り、家のはるちゃんも登れるな。と思い、ほかの人の山行を調べてみたら、登れそうな気配があったので、早い段階でそこを登ろうと決めました。

でも本当に大丈夫だろうか?と心配。でもほかに登りたい山もなく、前から登ってみたかった谷川岳にとうとう行くことにしました。(犬連れでは登れないと思っていた)

9月の3週目は天気が悪く、雨ばかりだったけれど、25日から急に晴れる予報に変わり、ラッキー。

出発当日も3時前には起きることができ、4時前には出発。まだ夜真っ最中だけど、車の運転も気をつけて6時30分過ぎには谷川岳インフォメーションセンターの駐車場に到着。車で向かっているときは雲がかかっていて心配したけれど、出発の頃には雲もなくなっていて、天気も良さそう。靴を履き替え、7時には駐車場から出発。

登山口に向かう途中さるが道路を横切りましたが、写真取れなかった。
登山口に到着し、さあ登ろうと思ったら、先週の雨で?登山道は沢になっていて、水浸し。初めから急登なのに愛犬はるちゃんを肩に乗せ、登ることにしました。少し登ると水は収まり、本格的に歩き始めました。急ではあるけれど、それも少しだけ。15分も登れば、普通の登山道でした。
その後、そうそうに鉄塔に出ます。

西黒尾根登山口       登山道は沢      鉄塔に出る       森の様子@   

森がきれいで歩いていても気持ちよく歩けます。前回の磐梯山とは大違い。
植生が密集していないので、森の空間が気持ちよく、安心して歩けるのはやっぱり気持ちがいいです。ただコースタイムは4時間ほど。どれだけ歩けるかは気がかりでした。

岩の段差がある道を登っては、緩くなりを繰り返し、最後に森に出る手前の急登がけっこう大変でした。森の中は視界がなく、どこにいるのかさっぱりわからない感じ。でも急に森が終わることがわかり気持ちが明るくなりました。(八ヶ岳の三ツ頭への道も似たような道)

森の様子A        森から出ることろ         遠くに天神平

急に視界が開け、天神平が見えました。岩場の狭い場所ですが、がんばって登ったきたので、みなさんここで休憩されていました。急に遠くまで見たわせる場所に出て、ワクワクしてきます。でも次は岩の鎖場通過が待っています。とってものどが渇くので水を飲んでから岩場登りです。

岩が滑ると書いてあったので、注意しました。そして本当につるつるで滑ります。でも手がかりもあるし、高さがあるわりには怖くなかったです。でも私ははるがいるので必死。はるに何かあったら、私が一番悲しむのはわかっているので。

岩場@         谷川岳が見えた        先行者が登っている

ここを登ると迫力の谷川岳が見えてきます。でもまだここではこの先のことまでわかっていませんでした。そしてお花がまだ咲いていてホッとします。

りんどうがきれい

二つ目も高度感はあるけれど、大丈夫。はるちゃんもちゃんと岩場を登ろうとします。(すごい子です)ちなみに犬の足裏パッドもすべります。ちゃんとスペースに置いて私が登るまで待っててもらいました。三つめも問題なし。

岩場A            岩場B           まだまだ登る道が見える 

そしてとうとう、ラクダの背まで来て、見た谷川岳は、まだあんなに登るのか…。がーん!
あれはどう見ても1時間では登れないな…と思い、引き返したい気持ちになりました。でもあの岩場を下りたくないので、登るしかないと思いました。

森から抜けてしまって太陽の日差しではるは暑くて大変です。そこが心配でした。歩けるところまで歩いてもらう。私も息切れが続出だけど、がんばるしかない。

もう黙々と登るだけ。はるもけっこう登れました。ときどき風が気持ちよくてなんとか歩いてくれましたが、大きな岩場を通過したあと、はるをリュックに入れる決断をしました。暑くて可哀そうだし、抱っこしたり、おろしたりすることが面倒になってきたので、もう私が背負うほうが楽なんじゃないかと思い、そうしてみたら、意外と歩けました。荷物の重量が6キロも増えるので、不安もありましたが、下手に止まりながら歩くより、自分のペースで止まらずに歩けたことは良かったかもしれません。

振り返ると          可愛い花

上を見ずに、一歩一歩着実に歩きました。重くて大変だったけど、前よりは背中の荷物の方がよっぽど歩けます。一枚岩やザンゲ岩もすっかり忘れ、ひたすら登りました。そしてこの最後の急な道を登って、見えてきたのはトマの耳でした。人がたくさんいるのも見えます。やったー!あと少し。登りも緩くなり、ようやくはるちゃん復活。気温も下がっていて気持ちよくなります。

私は楽になりましたが、はるの体重は重く、軽くなったあとも私は動きが鈍いままでした。酸素不足?息切れが続出しました。でもなんとか歩きました。天神尾根からはたくさんの人が登ってきているのが見えます。すごい人。平日でもこんなに人が来るんだと感心しました。

あと少しで山頂           谷川岳肩の小屋方面         トマの耳が見える              

息を整えながらなんとかトマの耳に到着。10時37分。けっこう早いじゃん。久しぶりに良く登れたなと自分でも感心しました。人がたくさんいるので、落ち着いて休憩もできないけれど、持ってきた梨を食べて水分と糖質を補給し、オキの耳に向かいました。リュックで休憩していたはるちゃんはもちろん元気。

あ〜っ。はるが走っている。でも私は走れない…。下って登って、私には少しの登りもきついけれど、あと少しだからがんばろ。時折ガスが出て見えなくなるトマの耳とオキの耳。でも天気が変わりやすい谷川岳でこれだけ見えれば十分ではないかと、大満足でした。はるちゃんも大人気で本人も満足だったと思います。

トマの耳到着            オキの耳           トマの耳方面

登ったら下山しなければならないので、下山開始です。天神尾根に向けて歩き出しますが、またガスが流れて、万太郎山方面と近くの紅葉がきれいに見えてきました。素敵です。

早くも紅葉        万太郎山        天神尾根の道

肩の小屋まで来たら、天神尾根で下山。ここからはしばらく階段でした。はるは階段が嫌で抱っこ。
でもまだまだ下るので歩いてもらいます。登りはリュックで楽したので。それにしても天神尾根は楽に下山できるかと思いきや、こちらもガレ場で歩きにくい。しかも登ってくる人が多くて邪魔にならないよう注意しなければいけませんでした。大変。

天神平まではまだまだ         登ってきた西黒尾根が見える

熊穴沢避難小屋を分岐にしてロープウェイ駅まであと30分。あとは木道を歩きます。はるの体重が重かったのが響いていますが、がんばって歩く。ほぼ平らな道ですが、3か所ほど軽く登りがあり、辛い。でもなんとか山頂駅まで歩きました。

避難小屋           木 道            ロープウェイ駅
   
すっごい疲れたので休憩してからロープウェイに乗りました。はるちゃんはリュックの中。
今日はとっても疲れた疲れた。次への体力アップになっただろうか?

8月20日

【福島:磐梯山】

夏休みをとったので、少し遠い山に行きたいと思い、考えていたのが磐梯山。

山登りは日帰りだけれど、車で行くと遠いので一泊しないと行けないため、泊まれそうなキャンプ場も探して行くことに決めました。

今回もまた天気が怪しい。でも夏の暑さの中の登山よりも曇りの方が愛犬はるちゃんには都合がよいので、本降りの雨でなければ行こうと決めていました。

そして磐梯山は登山道がたくさんあり、どこから登るのかもポイントでしたが、高速道路のインターチェンジから近いことと、登りはきついけれど、眺めが良い翁島登山口から登ることにしました。ただ体力がある人向けのコースのため、少し慎重になります。私は登れてもはるが登れるかが少し心配でした。それをフォローする私の問題でもあるので。まぁ行くと決めたので登る以外はないだけれど…。

そして当日はいつもよりも遠いので2時半には起きて、準備開始。荷物も多いので前日までにはほぼ完了していて、あとは果物と麦茶と水を入れるのみ、あとは留守番みいみのための置きご飯を作って、めずらしく3時半すぎには出かけられました。

まだ真っ暗。でも夜の運転もけっこう慣れました。運転していても遠い遠い。まだかまだかと思いながらようやく郡山、猪苗代インターを下りたときは8時頃で予定通り。登山口もすぐです。
登山口付近の駐車場には昭和の森公園のゲートが閉まっている時間のため、反対側から入りましたが、バイク2台しかありませんでした。他は誰もいないのか…と寂しい感じ。
でも気を取り直して、8時20分登山開始しました。

登山口           スキー場の脇道

スキー場の脇からずっと伸びている登山道を入ります。
天気も曇りのため、両脇の笹原と、湿度も高いため少々気持ち悪い。もう黙々と歩くしかない。
スキー場として森を伐採されているため、植生のバランスが崩れ、登山の雰囲気が良くない。
登っていても休憩できそうな場所もなく、ひすら登りました。ときどきお花が咲いているのが心の救いでした。

左側にリフト乗り場がある(この日は運転していませんでした)

スキー場のリフト山頂駅を越えると、大きな岩場が出現し、そこを乗り越えていきます。注意すれば問題ないですが、濡れているので滑りそうで怖かった。(はるを落とさないように!)

岩場通過@           岩場通過A

そこを越えると見晴らしがよくなり、猪苗代湖が見えてきます。ヤッホー!
登山道も岩が出てくる道に変わりました。先はまだまだですが、森を抜け、ほっとします。

猪苗代湖        お花@          お花A

次は急坂になり、はるが大変ですが、ここの方が森の中よりもお花がいっぱいで、私は楽しくなりました。岩がゴロゴロで歩くのは大変ですが、気温も下がっていて楽に歩けました。

だたときどき、はるの頭あたりに大きなヤマダニが歩いていて、何度が捕って捨てました。こんなの噛みつかれたら嫌だろうな思い、少し心配でしたが、帰ったあとに確認したら大丈夫でした。

急な登りですが、私はなんとか大丈夫で、はるも山頂まで歩いていました。10時43分到着。
思ったより速かった。曇りだけれど、近くの山は見渡せてよかったです。

登ってきた道       山頂         噴火口方面        東吾妻山方面        

曇りの割には裏磐梯や西吾妻山も見えました。ここでひとつ東北の人たちは山で出会っても「こんにちは!」とは言わないんだと気づきました。なんかちょっと寂しいです。いつもはいろなん人とお話することが多いのですが、今回はほとんど話しませんでした。

急登して登ってきたけれど、山頂も人がいっぱいになるので、すいかを食べたら下山。
今下りれば1時前には下山して違う場所でお昼を食べられるなと思いました。
下りはゆっくりです。岩ごろごろなので慎重に下ります。今日は休憩もあまりなく登ってきてしまったので、思ったより疲れているらしく、脚に堪えました。下山中転がる石に足を乗せてしまい2回転びました。でもケガはなし。良かったけれど、これは私の不注意です。気をつけなければ。

スキー場まで下りてくると、もうひたすら歩く。早く駐車場に戻りたくて、この道を抜けたい一心でした。途中雨が降り出しました。それでも12時25分ようやく下山。次はどこへ行く?お昼ごはんを食べるため、道の駅裏磐梯へ移動します。そこでソフトクリームを食べるためです。急げ!

少し遠いけど、そのくらいなら我慢ができる。でも雨が本降りになりました。キャンプはどうする?
でも疲れているから帰れないので、テント泊決定です。道の駅でご飯を食べ、ソフトクリームも食べたあとはみちのくキャンプ場へ行きました。

人が少なくてよかったけれど、私の場所選びが悪く、寝ている最中なんか眩しいなと思い外を見てみると、なんとLEDライトがガンガン照らされていてました。でも雨だし、眠いしそのまま我慢。それにしてもあの眩しさは異常です。森の植物たちに良くないです。それを知らない人が多すぎる。そんなテント泊でした。

翌日は筋肉痛を和らげるため、五色沼を散策。雨のあとだし、沼がたくさんある湿度の高い場所で、あまりの蚊の多さにうんざりして帰りました。
7月23日

【日光白根山】

昨年の9月に登ったときは、吹雪で何も見えなかった日光白根山。
今回は再登山と決めていました。天気はどうだろうか…?

沼田インターからの下道が長いので、いつもより早く出なくてはと、がんばって3時起き。
おかげで4時過ぎには出発できて、7時30分前には丸沼高原駐車場に到着。

前より早く着いたので「やった!」と思いきや、おや?天気が悪い。
登山準備をし始めると、雨がパラパラ。えっまた?

それでもたくさんの車が止まっていて、どんどん人がロープウェイ乗り場へ行くので、私も行かなくてはと、準備を再開。今回はレインウェアは持ってきたので安心。ただ犬の雨準備はしていなかった。
どうにかなるだろうとロープーウェイ乗り場へ出発。そうするとすでにハスキー犬が順番待ちをしていました。

はるちゃんはリュックに入っているので、先に乗り込みしゅっぱ〜つ!
でも、あ〜天気は悪い。真っ黒ではないけれど、雲がかかっている。風で飛んでいく気配もない。
山頂駅についても同じ。白根山の山頂は雲で見えません。

登山口付近

それでもせっかく来たのだから、登りに行きます。鹿柵をくぐり、山頂へ。
前日も雨だったと思う。道が湿っている。水たまりもある。はるは泥だらけ予報。
人気の山なので、天気は悪くても人はたくさんいます。はるちゃんが邪魔にならないように注意しながら歩きます。それでも始めは緩い坂道なので楽ちん。湿度は抜群だけど、森歩きも気持ちがいい。

森の中@         森の中A         岩が大きくなる        岩ゴロゴロ

少しづつ登りながら進みます。森の中は花は少なく、樹林を抜けたところからお花がたくさん咲いていました。1時間くらい歩いたあたりで急な登りが出てきます。山の外側をぐるっと回り込むような感じで登っていくと、だんだんと岩も大きくなってはるちゃんは抱きかかえないと登れない道になります。

それでもこの天気ではるちゃんは暑くないので、元気。どんどん人を抜かして樹林帯を抜けました。
天気は回復せず、霧が出ていてその水分で髪から水滴が落ちる感じ。植物たちも水滴がついていました。そのため、周辺は見えません。

樹林帯を抜けたところ        お花たち@          お花たちA

また何も見えない状態。そして森をぬけるとやはり風が強い。足元はザレていて歩きにくく、そして風で寒い寒い。でもお花が咲いていてかわいい。それだけがよりどころでした。歩きにくい登山道もなんとか抜け、もうすぐ山頂だったんですが、なぜか?ここではないと思い込み通過してしまいました。

ザレ場          もうすぐ山頂          五色沼方面へ        コマクサ      

すぐにあれ〜?通過してしまったと思いましたが、面倒なのでそのまま五色沼方面へ進みました。
急に人がすくなくなり、心細くなり、周辺も何も見えないし、このまま進むと相当に下ることになるので、引き返すなら今だと思い、しばらく歩いたあと、「山頂へ戻ろうと!」戻ることにしました。それで正解です。だって何も見えないのだから。

人が多い山頂

山頂に戻ると人がいっぱい。途中で出会った人たちも到着していて、りんごを食べながら、はるちゃんのがんばりで盛り上がり、来た道を下山しました。いつものかっ飛びはるちゃん登場。道が濡れているので、下山は注意が必要ですが、なにせはるが速いので困ります。みなさんも犬の速さに驚いていました。

人はどんどん登ってくる中、こちらはどんどん下山。あっという間に登山道入り口付近に来てしまい、あまりの速さに私は怒り爆発。もっと森の中をゆっくり歩きたかった。こんなに早く降りてこなくても良いです。

そのことがいつも気になります。つい私も犬に合わせてしまうのが問題です。
6月18日

【志賀高原:岩菅山・裏岩菅山】

昨年登った白砂山から見た志賀高原の岩菅山に登りたくて、行ってきました。

しかもお花がたくさん咲く場所らしいので、その時期を狙っていました。
その甲斐あって、かわいいお花を見ることができました。

志賀高原は少し遠いので、一度前日に近くまで行き、峰の原高原に宿泊しての出発です。
慣れない宿泊なので、熟睡はできませんでしたが、5時前には起きて6時ごろ出発しました。

今日は一の瀬:聖平の登山口から登る予定で、到着したらもう車はいっぱい。
7時30分過ぎでしたが、ぎりぎり1台分空いていた場所に車を止めて、出発しました。

登り始めは階段。少し登るとしばらく水路沿いの平坦な道を歩きます。
ちょっぴり「登らなくていいのか」、と心配になります。
ようやく沢を2度渡ったあとに、登りになります。渡った沢はとてもきれい。

岩菅山聖平登山口          きれいな沢

そのあとががずっと階段なので、疲れる疲れる。
階段登りはペースがつかめないので、大変でした。
背の高い「ねまがりたけ」が覆っていて、森の中はよく見えません。
それでもかわいいお花が咲いていて、ホッとします。

はじめの階段道        森の中           中間点

がんばって階段を登り切ると、ようやく中間地点につき、階段が終わります。
少し森から出る感じで明るくなります。少し先まで登ると岩菅山も見えてきますが、
まだまだ、遠いなぁ。あれに登れるのか心配になりました。

でも森から出て明るくなり、イワカガミも咲いてきて、楽しくなります。
そうするとノッキリにでます。さあ、ここからが急な登りになります。

イワカガミ        岩菅山が見える        のっきり

少し歩くと、森から出て視界が開けます。
雲が出ているので、遠くまでは見えないけれど、近くの山は見えてワクワクします。

でも岩場の急登なので大変。少し休憩してから登り開始です。
階段での疲れがあるけれど、高度が上がって気温が下がり、吹く風が涼しくなりました。
私もはるも楽になったようです。バテていたはるが登ってくれました。

標高が上がった景色         ガレ場の道

それでも岩場の登りなので、けっこう大変。はぁはぁ言いながら、少しずつ登りました。
やっぱり高度が上がると周りの景色が良く見えて、楽しくなり、やる気がでます。
岩場の段差も階段よりは楽です。

休憩しながらもようやく、岩菅山山頂到着!はるも頑張った!

岩菅山山頂

おなかがすいてしまったので、りんごを食べて小休憩してから、さらに奥の裏岩菅山へ向かいます。
私は少々アップダウンが心配ですが、はるちゃんのりのりです。

待望の稜線歩き      かわいいお花@        かわいいお花A

稜線歩きになるとはるの早いこと、下りがあるとすっ飛んでいきます。
私は登りになるとペースが落ちてしまいます。以前のようなフラフラ感はないけれど、
ゆっくりペース。まだ帰りの登りがあることを考慮して、疲れすぎないように注意しました。

でも小さいかわいいお花がたくさん咲いていたので、気持ちはルンルンでした。
これでテンションがあがり、登りはゆっくりながら、地道に歩き、裏岩菅山まで到着しました。
10時13分。(手前の登山道に雪が残っていました)

裏岩菅山山頂

山頂手前に雪がありましたが、問題ない雪でした。どろどろになることもなかった。
それよりこの前見た白砂山は、ほぼとなりなんだけど、どれだろうか???

しばらく周りの山を見ていたいけれど、下山しないと。と、いつもの焦り屋の気持ちが出てしまいます。今日はせっかく須坂市を通るので、素敵なお庭があるガーデンソイルに寄っていきたいために、リンゴで落ち着いたら、下山開始。

来た道を戻ります。稜線歩きは楽しいです。でも太陽が出ていると、はるが暑くて歩けないので、
曇りくらいが丁度いいみたいです。なんてきれいな山なんだろう…。とってもたのしい山歩きでした。

危ないところもなく歩け、とっても楽しい山歩きでした。

帰りも花を見つつ、登りがきついけれどがんばりました。
でもはるが元気なのが何よりも一番うれしいです。今日もはるちゃんありがとう。良き相棒です。
12時14分下山しました。
2022年5月22日

【赤城:地蔵岳・長七郎山・駒ケ岳・黒檜山】

赤城山はツツジが咲いているのではないかと思い、行ってみようと思いました。
2年前は、時期が早くて寒かったことを覚えています。

今回は天気がいまいち。朝は雲がもくもくと出ていて、何も見えない。

いつものように早朝出発し、7時過ぎには到着できた赤城山。今日は新坂平駐車場に車を停めて、
地蔵岳に登ります。私が一番のり♪

この山はよく整備されていて、急な登りはないので安心して歩けます。
山の樹木が芽吹いたばかりの、一番葉っぱがきれいな時期。花にはまだ早いかな?

登山道           森の様子

地図でも60分とあり、歩いているとあっという間に山頂です。
この山頂は広大な広場で国土交通省とテレビ局の電波塔が4,5塔立っています。
あまりに広いので、着いたところが山頂だと勘違いし、小沼へ下りる道がどこにあるかわからず、
探してしまいました。結局、着いたらすぐ左へ行くと、山頂があり、そこから下山道もありました。

太陽は出ていないけれど、大沼が良くみえました。もうすでに3人ばかり先客あり。早い。

地蔵岳山頂       大沼が見える       小沼へ下る道       小沼

あっけなく山頂なので、次は小沼へ下り、長七郎岳山へ向かいしました。
開かれた森のようで、一面笹原。見通しはよいので、楽しいですが、階段なので、滑らないよう注意。木と木との間も空いており、はるには少し怖いようですが、どんどん下りていました。

次は小沼から長七郎山へ。下に降りてくるとうす暗い感じで、人気がなく、寂しい感じでした。
沼を半周していると、早く登山口を見つけなくては足早になります。沼より森へ入ると安心しました。
そしてまたあっという間に山頂。ここもなんせ山頂が広い。

長七郎山         笹原の尾根道

霧が出ていて視界がない。さて次は小地蔵岳へ向かい、鳥居峠へ下ります。
この尾根歩きは楽しい道でした。霧のため何も見えませんが、笹原の尾根道で人と出会い、安心します。皆さん歩いていますね。

道はしっかりあるので、安心してどんどん歩きます。鳥居峠まで下り、次は駒ケ岳へ。
ここからが少々きつい登りでした。始めは岩場を登っていきますが、尾根に出ると、笹原の道です。
登りがきつくなりますが、はるは元気。がんばって登っていくと、ほかの登山口から道と合流し、人が増えてきます。駒ケ岳に近くなるころには、太陽が出始め、雲が少なくなって、見晴らしがよくなります。

大沼が良く見えて、気持ちがいいです。そうしていると10時10分ごろ駒ケ岳山頂到着。

駒ケ岳からの眺め

登りがきつかったので、少しりんご休憩をして、大沼を眺めました。
ここまで来ると登りはあまりなくなり、楽になります。少し歩けば黒檜山です。

黒檜山山頂          絶景スポットからの眺め(こちらは雲が出てあまり見えない)

こちらでは人がいっぱいでした。山頂とその先の絶景スポットはにぎわっていました。
はるちゃんは人のご飯の様子を見に行ってしまうので、ここではリードは必須。
ようやくゆっくり休憩をして、下山になります。

急な下り         岩場の道

大沼に降りる急な下りです。下りはこんなに急なんだと、改めて実感するほどの下りでした。
岩が大きいため、はるちゃんは抱っこが必要。でも下りは早い。いつものペースでどんどん下り、
たくさんの人にも出会いましたが、この日も良く褒めてもらいました。

はるちゃん大人気。
下の方が新緑が出てきれいでした。ミツバツツジも咲いている場所があり、きれいでした。
登山口に近づいてきて、心配になったのは、駐車場が遠いことでした。
ごはんを食べていなし、少し暑くなっているので、はるちゃんが歩けるか心配になりました。

12時6分下山。次は駐車場までの歩きです。大沼をまた半周し、最後は登りました。
でも緑がきれいな森をゆるく登っていったので、なんとか歩けました。途中はるちゃんは、抱っこしましたが、ほぼ歩いてくれて助かりました。戻ったあとは、風が強くなり、寒い。
場所によってこんなに気温が違うのかと思いました。

駐車場までの森の中

ジャケットを着ないと居られないほどで、お昼ご飯を食べていたら、寒くなってしまい、早く帰ろうとさっさと帰ることにしました。
2022年5月3日

【金峰山系:小楢山】

月に一度の山歩き。連休を利用していくことにしました。

笠取山にも行きたいけれど、なんとなく小楢山に登りたい感じがあり、行くことにしました。

高速道路の混雑を予測してはいたものの、やっぱり準備で遅くなり5時前の出発に。
そうすると中央高速の八王子料金所付近からノロノロ。勝沼まで時間がかかってしまった。
でも近いので、7時すぎには到着し、ほっとしました。

牧丘町のホテル【フフ】の登山者駐車場から出発です。

ここからの登りの始めは、味気ない林道歩き。砂利道と最後急な舗装道路を50分は歩くことになります。でも登ってみたかった今回。

少し歩くと林道から山梨市街の町が見渡せて良いのですが、その先は植林の中を歩くので、退屈になります。しかも最後の方は急坂で大変。ここの途中で父恋し登山道に入ります。

林道歩き        父恋し道入り口

始めの階段が崩れているので、その横から登り始めます。ようやく、舗装道路ではない道になり、
安心して歩けました。草の芽吹きの時期なので、葉が出始めてきれいです。森の中は明るい緑色。
雑木の森は本当にきれいです。
すぐに一度道路に出てから、また森へ入り、ここからが急登の始まりです。
舗装道路からの急登があるせいか、それとも下から引っ張られているのか思うほど、先に進むことが難しい登りです。以前よりは登れていましたが、本当に先に進まない道なんだろうと思うほどの
急登。苦しいので、はるも立ち止まります。

急登中        沢に出会う

山の斜面をほぼまっすぐに登るこの道は辛い。でもなんだか変化があるので、登っていくと楽しいという道。途中で大きな岩に出会いますが、苦しくて興味なし。
登っては止まり、登っては止まりの繰り返しですが、木々の緑が気持ちがいいので、それでも大丈夫でした。

森の様子@           トラバース          急登A

途中まで登ると、左側へトラバースしていきます。少し登りが緩くなりますが、それでもけっこうなの登りがしばらく続きます。大きな岩を歩く箇所もあり、状況がいろいろ変化します。
そうしていくと、大沢山に続く尾根に出ます。この辺には大きな岩があり、見どころのようです。

羅漢岩        大沢山       小楢山への道

南アルプスも見え、景色も良くなりますが、西側から風が吹いていて、寒い。
ジャケットを着ないと寒くて大変でした。そんなときもはるちゃんはへっちゃらだからすごい。

岩を横に見ながら通過して、草が生える山道に変化して、また面白いです。
少しあるくと小楢山が見えてきます。そこまでくるとあと少し。

小楢山が見える            小楢山山頂           南アルプス

焼山峠との分岐を山頂方面へ歩くとあと少し。ヤッホーそこはとても広い山頂です。9時30分前。
富士山と南アルプスが見え、勝沼方面の町も見えて、とても気持ちがいい。
山頂ではるとりんごを食べて、景色を見たら、今日は時間が早いので少し先まで行ってみよう。

焼山峠まではいかないけれど、的岩という岩があるところまで歩いてみました。
なんだかこちらの道は穏やかな優しい感じ。気持ちのよい広場でした。
歩いてはみたものの、的岩がどれだかわからず、あとで森の中にあることを知りました。
残念。でも新緑の良い時期にこれて良かった。

あとは、母恋し道から下山します。登りの間は苦して気づかなかったけれど、
森の緑の気持ちの良さに驚きました。少し休もうと座っていたら、はるに「早く行こう!」と
大きな声で吠えられてしまい、ゆっくりできなかったのが残念です。

やっぱり新緑の時期は気持ちがいい。とっても楽しい日でした。
2022年3月28日

【御坂山系:本社ヶ丸】

今まで登ろうと思っていなかった本社ヶ丸に登ってみようと思い、とうとう登ってきました。
登山地図では4時間かかるので、嫌煙していたけれど、挑戦する気持ちが出てきました。

いつもの6時15分高尾駅発の電車に乗り、笹子駅で降ります。
いつもだったら、滝子山方面ですが、今日は北側の本社ヶ丸の登山口へ行きます。

登山口の階段        登り始めの急登

登り始めは北側だから太陽も差さず暗いんだろうなと思っていましたが、実際は違いました。
登山口は人気もなく、ひっそりしたところですが、少し登ると東側から(季節によるのかな?)太陽の光が差していて明るい道になりました。

日が差す道         急登は続く        庭洞山

始めは杉林の中の急登です。ほかの人の登山記録にはそう書いてあったので、覚悟はしていたので、大丈夫でした。庭洞山までは急な坂道です。そこ過ぎると少し緩くなり、楽になります。
さらに歩くと一旦、車道にでます。忘れられたような道でした。
そこを左へ曲がると、また登山口があり、ここから登ります。

車道に出たところ       続きの登山口        気持ちの良い尾根   

雪解け後の落ち葉が積もったぬかるんだ道で、滑りそうで怖ったです。
でもここから北側の視界が開けて、眺めが抜群です。
ここをジグザグに登りながら、また尾根道に戻る感じです。
そして雑木林の道になり、日当たりの良い道になり、とても気持ちよく歩けました。
少し平坦な道を歩くと、また登りになります。さらに標高が上がるので、さすがに寒くなりました。

角研山        広い尾根道          

だんだん、露岩が出てくるようになった先に鶴ヶ鳥屋山からの稜線に出ます。8時50分ころ。
なんだか大変だけれど、けっこう楽しい道です。そしてここからもまた時間がかかります。

3個目の鉄塔(合流付近)       山頂手間の露岩帯

天気も良く、本当に気持ちよく歩けました。ただ道のりは長いので気は抜けません。
狭い道から比較的広い尾根道に変わります。しばらく歩くと、都留市側からの登山道と合流します。
緩く登りながら行くと、急に痩せ尾根に変わります。道も露岩帯になり、その先に本社ヶ丸山頂に付きました。9時48分。

本社ヶ丸山頂      八ヶ岳と南アルプス

長かった〜!!!!山が奥地にあるので、なかなか着かないなぁと思っていました。
でも歩けてよかった。とても歩きがいのある道でした。天気も良く、富士山も南アルプスも
八ヶ岳もきれいに見えました。

今日も一緒のはるちゃんも良く歩きました。山頂でりんごを食べて、休憩。
次は岩場の道なので、注意していきます。清八山への道がわからず、少し探してしまいましたが、
発見し、下山します。

下りてきた岩場         笹子への分岐

少し大きな岩場がありますが、気をつければ問題ないところでした。
清八山峠に着き、そこから笹子駅に向かい下山します。もう岩場もなく、普通の登山道でした。
黙々と坂道をくだります。いつもの下り坂かっ飛びはるちゃんです。追いつくのが大変。

下りはいつもあっという間。鹿柵を2度通り、登山口へ出ました。そこからは林道歩きです。
ここからが長いです。車道に出て、変電所を通り、甲州街道へ出るまで殺風景でつまらん。
ここを忍耐強く歩くと、ようやく甲州街道にでて、少し歩くと笹子駅に戻りました。

今日は歩いた感がとてもあり、楽しい反面、次に行けるのか?という疑問が残りました。
でもはるちゃんもよく歩いてくれました。

2022年2月23日

【高尾・陣馬:権現山】

本当は本社ヶ丸に登りたいと思っていたけれど、たぶん雪がかなり積もっているのではないかと思い、もう少し手前のいつもの権現山に登ることにした。

少し前の東京の雪の時は高尾山に登り、楽しかった。今回はその続き。

昨年同様、猿橋駅からバスに乗り、浅川集落の奥の登山口から登り始める。
初めの道は凍っていて滑るので、少し怖かった。はるはへっちゃらだから、走る走る。
雪歩きは楽しい様子。

権現山と扇山を結ぶ尾根までは30分くらい。そこから少し登ってはゆる歩きを繰り返し、権現山の尾根に出る前の登りに入ります。ここはしばらく登りが続くので、集中しないと登ることが嫌になる場所。

今日は浅川までのバス乗りさんは私たちだけだったので、誰にも会わないかな〜と思いましたが、初めの一人にこの尾根で出会いました。次には山頂にお二人さん。寒い中、椅子も広げてピクニックのようでした。

10時40分山頂到着し、りんごを食べたら、上野原へ下山のためすぐ出発。
山頂のすぐ下は急斜面で降りるのに一苦労。雪が昨年より多めで、大変。
でもこの雪のおかげで、凍っていなくて少し楽でした。

神社の階段を降りたら、雨降山まではしばらく気持ちの良い尾根道が続きます。
太陽の日差しもあるので、楽しいのですが、浅川集落からの尾根より、こちらの方が雪が積もっていて歩くのが大変。ほかの人の踏み跡がなければ、はるは埋もれてしまうほどの積雪箇所もありました。

今日も上野原まで歩く予定なので、飛ばして歩きます。
雨降山を過ぎると、杉林がほとんどになり、うず暗くなるのでもくもくと歩きます。
人とも会わなくなり、ひたすら歩きます。
今日は要害山から下山する予定なので、二ツクラ山を過ぎてからの分岐に注意して歩きます。
ゆずりはらへの分岐があるすぐ先に、南側への分岐があり、今日はこちらから下山。
この辺もまだ雪がありますが、土道になりつつあり、はるの泥が心配になりました。

御林峠から雪はなくなり、いつもの道。気温も上がっているので、はるのレインウェアも脱がせました。コヤシロ山につくと、2組の先客があり、もくもくと歩いてきたことから解放されました。
少し展望もあるホッとできる場所でした。お昼時間なので、ごはんにしたいところですが、
狭いので先へ行きました。少し歩くと、狭いですが、小高い広場に出ました。
ここが風の神という場所。とても気持ちの良いところだったので、ここでお昼タイム。
はるちゃんもご飯を食べて、一安心だったと思います。

この道はハイキング客が多くて、次々と人が通り過ぎていました。確かに楽しい道です。
上野原の富士急バスのおじさんが、がんばって登山地図を配っていたことを思い出しました。
その甲斐あってのたくさんの人だと思いした。

気持ちの良い時間を持てたので、張り切って帰り道へ。要害山を経て、上野原へ向かいました。
鏡橋へ降りていく道は気持ちがよくて、とても楽しかったです。こんなハイキングもいいなぁと思いました。

今日もはるちゃん、褒められて上機嫌なはず。私にとってこういう時間がとても大切です。
今日もとても楽しくて、いい時間でした。
2022年1月22日

【甲州高尾山】

この時期は遠くの山は雪の季節なので、近くの山に登りに行きます。
それでも山歩きは楽しいです。

ということで、今回は甲州高尾山に行きたくなりました。
今までは、地形も確認せずに、登りに行き、ヘロヘロになった記憶がありますが、
今回は落ち着いて地図で確認して、行こうと思いました。
(急登があるので、案外登るのが大変です)

朝早く、高尾発6時15分の電車に乗り、勝沼ぶどう郷まで。今日も愛犬はると一緒です。
そして私のルートはいつも南側から登ります。7時30分ごろ駅から歩き始めます。

その登山口は駅から結構あるきますが、太陽が当たるからそんなに寒くないだろうと思っていたら、
東側にはこれから登る山があり、それが太陽を遮っていました。そんなことも忘れていて寒くて
残念でした。

でも甲州街道近くまで歩くと、ようやく太陽に出会えます。そして登山口もあと少し。
大善寺を過ぎた先に入り口があります。五所神社というところを過ぎたら、さぁ急登です。

登山口           落雷の後?         急登の道

ここは倒木が多く、登山道が荒れているのだけれど、道ははっきりしているので心配はなく、
太陽も当たって暖かいです。ここの急登は長くないので、少し歩くと、尾根に出てます。
そこが柏尾山。ここから先は緩やかな登りです。西側は樹木で遮られるけれど、
東〜南〜西側の見晴らしは良い道です。そこが楽しいこともあり、歩きが進みます。
どんどん歩くとまた少し登り、少しのアップダウンを歩くと、甲州高尾山への急登が待っています。
心の準備が必要です。

柏尾山         緩い登り        急登A        落ち葉のプール

登っても登っても坂が続くので、わかっていないと心が折れそうになる結構な急登です。
でも今回はわかっていたので、大丈夫。登って登って、一度舗装道路に出た少し先に、剣ヶ峰があり、もう少し歩くと甲州高尾山です。
この急登は登っていくほど、西側に南アルプスが良く見えてくるので楽しくなります。
さらに南側に富士山も見えてきます。見晴らしはとても良くて素敵な道です。
時々、落ち葉のプールになり、はるが埋もれて見えなくなります。

ここまで来ると楽になり登りはあるものの辛くないので、さらに富士見台まで進みます。
山の様子も少し変化していき、楽しくなります。こういう山道もめずらしいと思います。
この先の山火事のあとの木々の成長も進んでいて、安心しました。

甲州高尾山           富士見台への道         南アルプスの望め

そして富士見台に到着。やっぱり富士山は良く見えます。
さらに今日は初めて棚横手まで行けそうな感じ。今までは面倒だからいいかぁと避けていました。
でも体力に余裕があるので、先まで登ってみよう♪

棚横手への道         当然階段出現         山 頂

1300mなので、少しばかり登りますが、なんとかはるも歩きました。途中に急な階段が出現して
驚きますが、その先も少しです。登りきると、さらに富士山が大きく見えました。
10時20分ごろ棚横手へ到着。

山頂でリンゴを食べて、少し休憩したら下山開始。
今度は北側の暗い道なので、少し憂鬱ですが、がんばりました。

歩いていくと、どーーんどーーんとすっごく大きな音がして、狩猟でもしているのかと思いましたが、
急斜面の舗装工事でした。すっごい音で怖かったです。
そして大滝不動尊がある大滝は凍っていました。

凍っている大滝            

難所を過ぎ、舗装道路を飛ばして歩きます。どんどん歩くと、沢に出るので、そこを右側へ下ります。そうすると、民家がある街にでます。ここまで来ると駅まではあと少し。
はるの早歩きについていくのも大変ですが、12時駅に到着。早かったぁ。。。

お昼ごはんは電車の中で食べました。


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