山の記録 |
2021年12月24日 【小金沢連嶺:滝子山】 ずいぶん久しぶりに滝子山に登ってみようかと思いつき、行くことにした。 大好きだった山なのに5年くらい登っていない気がする。 今回ははるちゃんと一緒だから、初狩駅から登り始めます。まめとは何度か登ったけれど、 はるは初めて。どうだろうか? 12月の大月は寒いだろうと思いながら、いつもより薄着で出かけてしまった。 朝2番目の松本行きにのり、滝子山へ。 平日なので、ほかに登山者がいないだろうな…と思いながらの登山。 初狩駅で降りたときは、私以外登山者はいなかった。しかも、登山口までの道を覚えているかと、 少し心配になったけれど、なんとなく行ってみると思い出して、行くことができた。 中央道の高架下をくぐると、集落があり、そこを北へ進みます。 あ〜久しぶりの場所!!!!ここから始まるんだな〜と思いながら、歩きました。 集落を登り切ってもっと進むと、登山口という看板がありますが、そこを進むと、森の中に入っていきます。朝早いけれど、太陽がさしている!太陽の光はやる気がでます。 登山口入り口 始まりの杉林 沢を渡る 沢沿いの道 森の様子 はじめは沢沿いをずっと歩き、沢を何度も渡り(これは覚えていなかった)、どんどん奥へ行く感じ。 ゆるゆると登っていて、ここまでは大変さはありません。 ですが、途中で尾根を登る道に変わります。 ここからが大変。結構な急登です。しばらくジグザグに乗っていきます。そして左へ行き、尾根に出る場所があります。ここがポイント。一度尾根に出たものだから、あとは少しで桧平かな?と思ってしまいますが、違います。ここは電車からも見える、3段ある尾根の一番下の場所。この先もまだ登りがあり、辛くなるポイントです。以前もここで引っ掛かりました。 左へ左へ登る 尾根に出る 緩い登り 急な登りではないのですが、急登で力を出し切ってしまったため、登れません。 先へ進むことがとても困難で、すごく苦しかったです。途中で引き返そうか?と何度か思いました。桧平までまだのようなので、途中でりんご休憩にしました。はるも大変そうです。 そして、登っては平道。登っては平道を繰り返して、ゆっくりペースでなんとか桧平へつきました。 あ〜ここだ。覚えている。広場になって少し開けた場所。次はこの先に進めるか? 男坂は無理そうだから、女坂から緩く登ろうと思いましたが、道がよくわからず、適当に歩いてみますが、最終男坂の道に合流しました。 桧平 山頂 山頂からの眺め 富士山 ここまで来ると急な登りはなく、なんとか歩けました。しかも山頂まですぐでした。 こんなだったんだぁ。。。。以外にも前と変わらぬペースで山頂へ到着10時35分。 けっこう早いじゃんとびっくりしました。 そして誰もいない。天気も良く、見晴らしは最高です。やっほー!の連発。 はるもちゃんと登れました。私より、登る気があって、疲れていても先へ進もうとする姿に 感心しました。本当に私の自慢の子です。 リンゴもいっぱい食べて、次は下山です。 今日は甲斐大和へ降りる予定なので、、それもまた楽しみでもあります。 さぁて、それでは下山開始。しばらく山の北側を下るので、太陽が当たらないので少し注意します。 それでもはるが走るので、私も走ります。誰もいない山も楽しいです。 でもようやく登山者に出会いました。 長い長い防火帯 沢沿いの道A よく見ていた風景。ここの森はともてきれいなので、好きです。 ぐねぐねとした道をどんどん降りていきました。はるはご機嫌で走っています。 私も楽しく走っています。というのが、いつもの下山のパターン。 こちもらどんどん下ると、沢沿いに出ます。 次はこの沢をずっと下っていく道。ずいぶん歩いたところで、甲斐大和方面の分岐に出ます。 ここは丁度、砂が崩れる道の手前で、そこを通らずに済むので助かります。 甲斐大和への分岐 落ち葉いっぱい そしてここからはまた、落ち葉いっぱいの楽しい道でした。こちらはあまり人が歩かないようで、落ち葉がいっぱいで、ふかふかです。山の斜面をトラバースする感じの道が続きます。 落ち葉のせいもありますが、見通しがよく、なだらかな森が広がっているところです。 しばらく歩くと曲り沢峠につきます。そこを通過して、山の陰になってしまうのですが、大鹿山方面を目指します。(右へ右へ行く感じ)ここを通過すると、また太陽があたる尾根道です。 大鹿山の手前の道から下山します。誰もいないので、とても静かです。クマが出てきてもおかしくないほどゆっくりとした時間があります。 大鹿山手前 明るい尾根道 楽しい尾根道の下山。日差しもあり暖かくて安心です。そして今日2人目の登山者に出会いました。 いると思わなかったので、少しびっくりしました。お腹がすいたけれど、もう下山してしまおうと思い、 どんどん歩きます。いっぱい歩いて歩いてようやく景徳院が見えてきた〜。12時30分ごろ到着。 やったー!お昼ごはん。ようやくはるちゃんとお昼ごはんにしました。 ほとんど人と会わずに静かな山歩き。充実しました。 |
2021年11月23日 【奥秩父:燕山・笠取山】 冬山シーズンに入ってしまったので、行けそうな山がない…?と思い、 どこへ行くか考えていたけれど、丁度1年前にも登った笠取山を思い出し、そこへ行こうと思い立った。 近い割には時間がかかるので、早めに出発。と言いながら、いつも4時30分を過ぎてしまうのが、残念なところ。でも11月なので、そんなに人は多くないだろうと予測していた。 天気が良いし、とても良い山なので、楽しみ。 勝沼からの大菩薩ラインも走り屋の車もあまりおらず安心して到着できた。 7時30分前には登山口駐車場に到着。今日は昨年より車が少なく、人気がない。 同じころに出発したのは、ほかの1組だけ。私ははると出発。はるは寒くても元気で走っていました。マイナス1℃の気温も関係ない模様。 前日の雨でしっとり道。でも山はいつも湿り気満載。滑りそうだけれど気をつけて歩きました。 太陽もしっかり出ていたので、少し登れば温かくなるはず。そうして歩き始めます。 少し登ると分岐につき、いつもの一休坂方面へ行く。少し先へ行くと、何やら表示がぶら下がっている。【シカを捕獲している期間のため、迂回するか、声を出しながら歩いてほしい】とのことでした。 今日は祝日なので、作業はないけれど、なんか嫌な感じがする。シカがまた捕獲されて殺される。 鹿の捕獲掲示 落ち葉の山道 落ち葉の森 生き物に対して人間が勝手に調整しているその発想が怖い。その後は食肉にするのだろう。 なんて恐ろしい生き物の人間。ここの鹿は人を怖がらずに近くまで来てしまうので、とても心配。 落ち葉の季節でもあるので、見通しもきいて殺しやすいだろう。 生き物を殺すことに何の疑問も感じないことが本当に嫌だ。 そんな嫌なこともあり、気分が悪い。けれど太陽も出ていてやっぱりこの道は楽しい。 しかも誰もいない。こちらの道では笠取小屋までは誰にも会いませんでした。 山道をトラバースして沢方面に行く道は森の中へ入っていくので、薄暗くなりますが、 それでも沢がきれいなので、楽しく歩けます。 沢の道@ 沢の道A そこもどんどん登ると今度は太陽が隠れてしまい、薄暗い天気に…。 小屋まで着くとすっかり曇り空。しかもガスまで出ていてその先は見えなくなっている。 小屋から先の道は開けれいる気持ちのいい場所だけれど、何も見えない。えっぇぇぇっっ。 今日は前回とは違い、甲武信ヶ岳方面の燕山へ行きたいので、分岐を左へ進みます。 でもこのガスのせいで行きたくない。歩きながら止めようかと思い、立ち止まりますが、 はるが元気に走って行ってしまうので、…行くか。 しかも一面の笹原と森の中の道なので、気分が乗らない。でも行くか…。 森の中からはすぐに抜け、広瀬湖からも分岐がある広場へすぐそばには無人の雁峠山荘もありますが、遠目で見ると使えるのか…?と思うくらいひっそりとしている。 雁峠への分岐 雁峠分岐 急登する道 その分岐からは急登する道が見えます。風も強いけれど、さほど寒くないために、そのまま進むことに。登るとまた森の中。ゆるい登りが続きます。でも意外と楽しい。なんだか上野原の笹尾根を歩いているようでした。今日はとても身体が軽い。登りもまったく問題なく、いつもの私に戻ったこともうれしくてどんどん歩けました。 笹原の尾根道@ 尾根道A 尾根道B 途中で今日二人の目登山者に出会いました。少しほっとします。 人がいたと思うと安心して、さらに先へ進めました。景色は見えないけれど、ここの道が面白い。 30分くらい歩いたところで燕山に到着。特に山頂は何もないのですぐに戻ります。 燕山山頂 ガスも抜け始め、少し天候回復か?リンゴ休憩をして、少しばかり太陽の明るさが出てきたところで、次は分水嶺に戻ろう!と走りだしました。来た道を戻り、広場手前の辺りで笠取山方面がきれいに見える!!!行きは何も見えなかったのに、今はとってもきれいで感激し、元気を取り戻しました。 これから登る笠取山 ガスが晴れた はるちゃんと行きに登った道を駆け下ります。目の前に青空が見えて、うれしさ爆発。 広瀬湖から登ってきた若者たちにも出会いました。はるが元気なのでびっくりしていた。 その勢いでそのまま分水嶺に登り、次は笠取山の急登を登ります。 今日は道がぬかるんでいるので、登りずらいけれど、やっぱり身体が軽いために、登れていました。はるはなんともなく、私は2回目の急登なので、ゆっくり登りましたが、ひどい息切れはなかった。そして登りきると、素晴らしい見晴らし♪なんてきれいなんだーと感激。 山頂には駐車場で一緒だったグループがいました。 そしてがんばったはるちゃんも褒められ。うれしいはるちゃん。 りんご休憩としました。風が強いけれど、そんなに寒くなく、大丈夫。少し休んでから尾根を回り下山です。山頂付近一体は岩場になっているので、気をつけます。 山頂からの眺め@ 眺めA 山 頂 しばらく歩くとまた笹原の道に降り、小屋までの道を進みます。 そして水干付近で鈴がなっていないことに気づきました。見るとやっぱり鈴がない。山頂ではあったのを確認しているので、稜線のどこかで落としてしまった。気に入っていたけれど、今日はいい加減につけていたので、マジックテープがはがれて落としてしまったんだと、少々ショックでした。 山にゴミを落としてしまったことの反省もあり、いい加減は良くないと心に言い聞かせます。 戻って探す気持ちにもならず、そのまま下山しました。なんてバカなんだろうと思いましたが、 落ちた時の音もしなかったので、仕方がない。 ただ下山時は晴れていたので、楽しく歩けました。気持ちがいいので、帰りたくない気持ちもあるけれど、はるちゃんはハイスピードで降りていくので、ついていくしかありません。 そんな状態であっという間の12時12分登山口へ到着。今日も楽しい登山でした。来てよかった♪ |
2021年10月23日 【群馬県:日光白根山】 犬も一緒にロープウェイに乗れるという日光白根山を知り、前から一度は行ってみようと思っていた山でした。 本当は金曜日に登るはずだったところ、天気が怪しかったため土曜に伸ばしたことが更に天候悪化になっていたという大事件がありました。 雪が降ってことは丸沼高原のライブカメラで知りました。当日の天気はどうなんだ?と思いながら、 行ってみないとわからないという発想で、朝4時30分ごろ車で出発。 関越自動車道の赤城高原辺りで、雨が降り始め、丸沼高原に近づくと雪に変わり、ショックを受けながらも、丸沼高原の駐車場まで行きました。 車の中でどうしようか迷っていると、ほかの登山者たちは次々と準備をして、ロープウェイ乗り場へ向かっていました。それを見た私も登山準備開始。 当然はるちゃんも一緒。寒くないように暖かいレインウェアを着せ、私も寒さ対策をして(自分はカッパを忘れたけれど)、出発。ロープウェイから見る雪は少し不安を感じるものでしたが、団体さんも来ていたし、気を取り直して行ってみるか。 ロープウェイからの眺め@ 眺めA 9時ごろ山頂駅に着き、登山開始。誰もいない足湯も見学して登山口へ。 鹿除けの柵をくぐり、歩き始めます。はるはとても元気。雪が楽しいみたい。 走っているとすぐに前の人たちに出会います。そして次々と人と出会い、結構来ているんだとわかり安心しました。雪も5pいくらいなので歩きやすく、はるちゃんははしゃいでいます。 歩き始めの道 森の中 針葉樹の森は高尾山の6号路を歩いているみたいでした。 なじみの道だけれど、高尾山とは違うのは、急登が始まるところ。歩けば歩くほど、人と出会います。みんな犬が来ていることに驚いて、喜んでくれました。今回ははるちゃんはとっても歓迎され、私も安心しました。 森が開けてくる 登っていると、だんだんと森の中から、外へ出ている感じで、雪にさらされるようになりました。 風が強いため、フードを被っていないと自分の頭に雪が積もってしまいます。なので、暑いけれどフードを被り、登り続けます。風があるので、のんきに写真をとっていることもなくなりました。 そして森から抜けたときに、この風の強さに驚きます。一面雲で覆われていたので、視界もなく、何も見えません。それでもたくさんの人が山頂を目指していたので、私もそのまま進みました。 少し歩くと、山頂まで0.5`と書かれてあったので、とりあえず山頂を目指してみました。 森から抜けて歩き始めると、この風の強さに、本当にこのまま歩けるだろうかと何度か思いました。 風向きが対面になると雪が顔に刺さり痛くて、前に進めない。はるも止まってしまったので、 抱きかかえ、はるを守ります。吹き溜まりは雪が深くて、脚を取られるし、雪で道が消えてしまっていて、行く先を確認しながら歩かないと道からそれてしまいそうでした。 でもほかの人もいて、はるもこの状況のわりに落ち着いていたので、歩き続けます。 さすがに諦めようかと思いました。実際に引きかえして来た人もいましたが、あと0.2`という案内板を見たので、行ってみることにしました。 山頂はどこ???少し先に岩の塊があり、ほかの人がそちらを目指していたので、私も進みます。 はるもすごい風の中歩いていました。はるは雪が目を除いた顔の毛に積もっていたので、おじいさんのようで笑えました。笑えるのはそれだけで、この天候なので、さすがに真剣です。 時々、はるの顔の雪をはたいて落としてあげました。それくらいはるちゃんは真っ白けになっていました。 山頂付近(レンズエラー) それでもはるは歩いてくれ、とうとう山頂に到着。10時30分。ほかの人もダックスフンドがここまで来たと驚いて、褒めてくれました。この悪天候の中なので、はるはとても温かく迎えてもらえ、みんなの喜びになっていました。ありがとうはる。本当に勇敢な犬だなと感心しました。 持ってきたカメラもこの寒さのため、レンズが開かず写真は撮れなくなっていました。 山頂についたけれど、のんびりしている余裕はないので、下山します。 視界不良のため、どっちから来たんだっけ???と道を確認しながら、間違わないように下山します。帰りも吹雪が痛いので、参りました。それでも何とか迷うこともなく、森の中へ入りました。 ようやくホッとし、安心します。木々たちはこんな中でも大きくそびえていて、森の中を静かに保っていてくれることがすごいなと思いました。 それにしても、あまりの違いに驚くほどです。黒い雲はとても厄介。山の上はいつもこんな状況になっているのか思うと、やるせない気持ちになります。 はるちゃんもいつもの元気印になり、すっ飛んでいきます。雪が積もっていてもお構いなし。 私の方がおっかなびっくり、へっぴり腰で下山しました。 下山中、抜いてきた人たちがいなくなっていたので、この天候で引き返したのがわかりました。 当然のことです。無理は禁物だけれど、カッパを持っていなかった私は、雪だから行けたなと今は思います。そしてやっぱりはるちゃんは、寒さにはとっても強いんだとわかりました。 レインウェアのせいか、さむがる様子はなかったのが、救いでした。 帰り道も元気に飛ばして、みんなを驚かせたダックフントのはるはとてもすごい犬でした。 11時50分ロープウェイ駅に着きました。 |
2021年9月21日 【群馬県:白砂山】 野反湖というダム湖がとてもきれいだと知り、そこの周辺の山に登りたいと思い行くことにしました。 しかも連休を利用して、キャンプ場で泊まる計画。 最近ようやく地図で通る道を確認すれば、車で行けるようになった私。 車の運転は好きではないけれど、山へ行くためにどうにか頑張っている。 当初、登山地図に4時間以上かかる時間がかかれていたので、無理だろうと諦めていた。 でも実際登ってみたら、白砂山まで行くことができてうれしかった。 渋川伊香保インターから群馬県の道をずいぶん走って、長野原から更に山奥に入ったところ。 山道を登りきると突然周囲が開け、湖が現れるところでした。 ダム湖だけど、途中で通過する八ッ場ダムとは違い自然な感じ。山の中に池がある感じ。 人が少なくてほっとする。周辺の山も登山道が入っていて、登りやすい。 私は北側の白砂山登山口へ行く。8時30分ころそこから堂岩山を経て、白砂山へ。 沢を渡ることが気がかりだったけれど、心配なく渡れてホッとする。 白砂山登山口 沢へ向かう道 沢を渡る 堂岩山へはずっと奥へ奥へ行く感じの樹林帯の道。ダケカンバと笹原だけど、 なんだか安心する道でした。森の中だから気温も高くなく、はるちゃんにはちょうどよく元気に歩いていました。 登り道@ 登り道A 笹 原 ときどき隙間から遠くが見えるほかは、ずっと森の中、でも気持ちがいい場所。 山の奥だから動物たちもたくさんいるであろうけれど、みんなそれぞれの場所で生きているのかなぁと思うほど、気配を感じなった。 隙間から見えた山(草津白根山) 水場の分岐 あまりきつくない登りのせいか、早めに水場の分岐までつきました。そこから700m先が、堂岩山。 ここからが少しきつい。道がガレ場になり、歩きにくいのと、あと少しという気のゆるみで、 「山頂はまだかぁー。」になってしまいます。 木の根の階段 ガレ場の道 岩堂山山頂 でも堂岩山に10時15分に到着すると、まだ時間があるため少し先に行ってみることにしたその先は、とってもきれいな稜線が待っていました♪最高の登山日和。 今日はまだ私も元気なので、やったぁ!!!と叫んでしまうほど。ただ先は長いことは忘れていません。いつでも引き返すつもりで先へ行く。 待望の稜線! 近くの山々 紅葉の始まり 風が吹くと気持ちのいい日ですが、歩くとなると暑い。やっぱりはるにはきつかった。 アップダウンがあるので、登りで息切れ続出のため、はるちゃん抱っこ登山で私はヘロヘロ。 でもなんとかこの気持ちのいい稜線歩きを頑張りました。 遠くから見えるあの長い登り坂をどうにか乗り切り、はると二人でとうとう白砂山山頂へ到着。 11時25分。はるを抱っこしながらこの時間ならいいか〜。暑いなりにはるちゃんも歩いてくれて、 ありがとう。でもそろそろ長い登山は無理かな〜と思う。 歩いてきた道 白砂山山頂 手前が佐武流山、奥が鳥甲山 谷川岳まで続く稜線 桃が大好きなはるは、登りの途中、持ってきた梨を吐き出していたけれど、さずがの空腹に山頂では梨を食べていました。梨だって水分補給には最高の果物。大切に食べてくれてよかった。 登りながらずっと見てきた山々は、いくら見ても見飽きないくらいきれいでした。 でも暑くて疲れてしまうと危険なので、早めに下山します。私の性格上のんびりできないのが、 残念。 帰りも来た道を戻ります。きつい登りはもうないけれど、少しの登りも私には堪えるほど、 私も体力を落としているということだろうなとつくづく感じました。 山の登り方をもう一度考えないといけない…。 太陽に照らされる稜線を早く抜けて、樹林帯に入りたい。そうしたら、はるちゃんはすっ飛んでいくはず。お腹もすいてきてけれど、それよりは下山。ごはんはその後にしました。 野反湖が見える 森の中は気持ちがいいけれど、ごはんを食べれるような場所はほとんどなかったと思ったので、 とにかく下山。お腹がすいたし、少しの登りもあるけれど、ごはんのためにがんばる。 どんどん下れば初めの沢につき、最後の登り道を登って下れば駐車場だー! 無事、14時10分ごろ到着しました。ホッ。ごはんの前にキャンプ場に移動して、チェックイン。 ようやくごはんタイムにしました。 |
2021年8月26日 【平標山】 |
2021年7月25日 【菅平高原:四阿山・根子岳】 湯の丸山を登った時に見た、四阿山と根子岳に行きました。犬連れで登っても大丈夫な山。 登山口の駐車場に着いた時には、車がいっぱい止まっていて、こんなに人気があることにびっくり。 登りやすいのかな?くらいに思っていました。 でもお花いっぱいの素敵な山道でした♪ ただ、まだ私の不調がなければ、最高の山登りなんだけど。今回も身体が重かった…。 ネットで見つけたときに絶対に登ろうと決めていた山。道に変化があり楽しい山道でした。 高原にある大きな牧場の脇から登り始めるこの山。脇の道は湿り気が高く、更に小川になって水が流れていたので、はるちゃんの行く末が思いやられる始まりでした。 牧場の牛たち 登山口 湿度が高い笹原 こんな状態なので、案の定、靴はドロドロ、はるもビショビショ。ぁぁぁあぁぁぁああ。 一面は笹に覆われているので、湿度は高い。そして薄暗い。あまり気持ちのいい道ではありません。でも登ればなんとかなる。来たからには登るしかない。そんな気持ちで登りました。 私のペース配分が悪いのか、ただ単に不調が長引いているのか、それにしても登りに強い私が息切れ続出なことに自分で納得がいかない。 そんなに早くから疲れるところではないだろ!というところから息切れが始まります。 とくに急登しているわけでもない、斜面歩きだから当たり前だけれど、この息切れの多さに自分でびっくり。もちろん呼吸も整えているのに…。 どこにでもある岩の階段状の道。そこをしばらく登ります。ガスが出ていたので、日差しも弱く全体的に暗い感じ。 かわいい黄色の花(ハクサンオミナエシ) 先はガス でも初めからお花がいっぱい咲いている。それが救いの今日の私です。 ひとしきり登ってしまうと、樹林帯から抜けて、明るくなります。小四阿山の辺りからお花の種類も増えて楽しくなります。でもそんな時、カメラのレンズが、ガチガチガチガチと誤作動が始まり、動かなくなりがっくり。せっかく花写真を撮ろうと思っていたのに…。 でも登りがゆるやかに、私の負担が減ります。少し大きな露岩が出てきて道が変わりました。 ただ登りは続くので、この息切れが止まりません。今までだったら考えれれないくらいの息切れ。 湿度がありすぎて苦しいこともありそう。でもそれだけではない。 普通だったらとっても楽しい山登りなのに、今日も苦しい。でも景色が素敵なので、気持ちは楽しい。ガスが出ていなければ、とってもきれいなんだろうな…。でもはるにとっては、日差しがないほうがいいので、複雑な気持ち。 岩場出現 山の斜面 進むと岩場の塊が出てきて、そこを抜けていきます。ここが中四阿山なのか?よくわからないけれど、さらに進むと四阿山の稜線が見える場所にでます。切れ落ちている崖が見えて迫力がありました。こんな山容だとは思っていなかったので、びっくり。 またここからも登り。苦しいながら進んでいきます。今思うとよく歩けたな…と感心します。ただ脚だけはしっかりしている。この一山を越えると根子岳へ続く稜線にでます。(分岐でもある) 緩い登り坂 山頂手前の階段 緩い上り坂を歩くとあと少し、登って山頂へ着きました。もう本当に息苦しい。でも体力はある。 山頂は狭い岩場になっていて、ゆっくり休む感じではないので、リンゴを食べたら出発。 はるはまだ元気そう。それがすくい。 四阿山山頂 次は根子岳へ。来た道を少し戻ると一度下りになります。湿度の高い暗い森の中を急下降します。 湿っているので、木の根が滑り危ない。はるちゃんはもちろん下りれないので、私が抱っこ。 一面の笹原 笹原A 根子岳山頂手前付近 ここぬけると、次は一面笹原の登り道がまっている。普通なら苦しくても歩けるのに、たびたび止まらないと登れないほど。本当に今日は困ったものです。 さらに登りは続きます。でもあと少しの感じ。もう近くまで来ているので、きつい登りはない。 岩場を通過し、少し歩くとようやく根子岳山頂へ到着。やったー! 苦しい中なんとか到着することができて、とってもうれしい。こちらの山頂はすっごく広い。 山頂直前で、はるちゃんが登ってきたことを褒めてくれる方がいて、とてもうれしい。 はるはいつも頑張っている。その姿にほとんどの人は喜んでくれる。なのに今日は2人もリードなしを注意してきた人がいました。でも一人には反論しておきました。リードをつける・つけないではなく、その犬がどうなのかが問題なので。人が勝手に決まりを作るのは止めましょう。と私はいいたい。 そして山頂は人が多い。根子岳だけを登る人もたくさんいるんだなとわかりました。 夏休みなので、子ども連れの家族もいる。ちょうど11時30分ごろで、人でにぎわっているので、 リンゴを食べてから山頂確認へ。みんなが写真を撮っていた神社がそのようでした。 こちらもまたガスで何も見えない。まだお腹もすいていないので、昼ご飯は後にして下山します。 こちらは石がごろごろした歩きにくい道でした。しばらく行くと樹林帯(ダケカンバ)に入り、また湿度満点。どんどん下り、下山は1時間。下りは早いなぁ。 途中の東屋付近から 牧場のベンチでお昼ごはんを食べたら、今日は珍しく宿泊して帰ります。 この前、運転がつかれたので、今日はゆっくりしてから家に帰ります。 苦しい登りだったけど、お花がいっぱいで大満足な登山でした。 |
2021年6月21日 【西上州:御座山】 湯の丸山の次に目をつけておいた長野県の御座山。 ここも標高2,000mあり、登りがいがある感じが良くて、登ろうと思っていた山。3時間くらいは登らないと登った気がしない。はるちゃんも登れるはずの山。 ここは北相木村と南相木村の両方から登山コースがあるけれど、道順でこちらの方が早く着くと出ていた北相木村の長者の森からコースにしました。 長者の森というキャンプ場の大きな駐車場の先に登山口があります。こちらもキャンプ場の土地らしく少し歩くとコテージがありました。でもキャンプ場はひっそり。 登山口 森の中 きれいな緑 林道歩きで、少し行くと下草がうっそうと生えている森の中になり、急登になります。ここを抜けると いつもの登山道。まだ山ツツジも咲いていました。 太陽が差し込んで、葉っぱがキラキラ光っている山道はとても楽しいです。そこをしばらく歩くと大きな鉄塔が登場。この下を通り抜け、進みます。 山ツツジ ギョウリンソウ発見 大きな鉄塔 下から見た ここからが本格的な登り道。白岩コースと合流した先からだんだん登りがきつくなりました。 しばらく歩くと見晴らし台に到着。 根っこの階段 登り道 その後はシャクナゲ街道に変身。両側がシャクナゲでまだ咲いているものもありました。 樹林帯の中なので、展望はないですが、暑くもなく登れるのでちょうどよい感じ。 ただ今日は自分の身体が重たくて、登るのがしんどい。尾根が急なので、息切れ続出。 でももくもくと登ります。そして前衛峰の岩場に到着。体力消耗中のためリンゴを食べて、少し休憩します。 前衛峰から はるはまだ元気。ここで少し下りがあり、また登りがある道です。 段差も急で、今日の私には堪える。でもここまで来ているのであと少し。頑張る。 そしてようやく、避難小屋が見える。やったー! この先は山頂♪ 10時10分山頂到着。山頂は岩場でなので急に明るくなります。はるには暑かった。 長細い山頂で、三角点があるのは少し先。先に見えるのは奥秩父山塊かな? 御座山山頂 イワカガミ 白い花 よく見るとイワカガミがいっぱい咲いている。春の花かと思っていたけど、咲いていました。 とても見晴らしがよく、気持ちのいい山頂です。お花の写真をいっぱいとって、リンゴを食べたら、 下山します。はるが暑くて困っていました。 なごり惜しいけれど、帰らねばならないので、下山開始。来た道を戻ります。 苦しい登りも帰りは楽。はるもすっ飛んでいきます。 途中の展望はないけれど、それなりに楽しい道でした。 12時20分駐車場に戻りました。ちょうどお腹も空いたのでごはんタイム。 サンドイッチがとってもおいしかった! 車での帰り道、野辺山付近から見える八ヶ岳が大きくてびっくり。いつも中央道側ばかり見ていたので、こちらから見るのは初めてでした。またこちらにも来たいな♪ 八ヶ岳 |
2021年5月3日 【長野原:湯の丸山、烏帽子岳】 ある登山サイトで浅間山付近の山を見つけ、私の登れそうな山リストに入れておいた山の一つが湯の丸山。道順も比較的簡単で、行きやすい場所なので、行ってみることにしました。 少しばかり遠いので、今回は4時30分には出るぞ!と気合を入れて出かけました。 関越自動車道から上信越自動車道に入り、小諸インターで下りる。それが私は遠くて、車の運転が一番しんどかった。しかも山間部を通るのでカーブが多く、運転が大変。 それでもインターを出た近くの道の駅から見た浅間山は大きくてびっくり。このあたりも山がきれいに見える素敵な場所だと思いました。そして湯の丸山のスキー場へ向けてあと少し車で走ります。 30分くらい走ったのかな?7時30分ころスキー場の広い駐車場に到着。 ここからはるのごはんタイムと登山準備。でも風の音がすごい。えっ?この風大丈夫かなと心配になるほどでした。でも実際歩き始めるときにはさほどでもなかった。 さてさて、まだ雪山装備なのが必要なので、はるちゃんにもレインウェアを着せています。 今日もはるを連れて、湯の丸山へ出発。 8時近くなりましたが、スキー場の斜面を登っていく道から開始です。 スキー場の斜面は結構急でした。でもあっという間に登りつめると平坦な道になります。 この辺りは少し雪が残っている場所はいいけれど、溶けている場所は土道がドロドロで、 短足犬のはるにレインウェアを着せてよかったと思いました。 スキー場から 目指す湯の丸山 案内板 少し歩けば湯の丸山の樹氷がきれい。 国定公園の案内板を過ぎると、少しづつ登りになります。歩き始めの標高が高いので、急な階段状の登りを少し上っていくと、すぐに見晴らしがよくなります。樹氷の斜面や、少し離れた山々が見渡せるくらいになると山頂まではあと少し。前を歩く人も今日は最高の日だと感激していました。 樹 氷@ 樹 氷A 浅間山方面 8時50分、湯の丸山の南峰に到着。石がゴロゴロした広い山頂。すぐとなりの烏帽子岳もよく見えます。まだまだ歩き足りないので、そのまま進むと北峰への道になります。北峰もすぐ近くなので、 あっという間につきます。でもこちらは山頂が狭いので、のんびりする暇もなく、次は烏帽子岳へ行くために南峰へ戻りました。 湯の丸山山頂 北峰へ 湯の丸山山頂から西側へ道が伸びており、急な斜面を下っていくことになります。大きな岩の段差をあまりに下るので駐車場に戻るときは、またこの道を登るのか?心配になりましたが、鞍部で分岐がありトラバースして戻れるので大丈夫でした。 鞍部まで下ると、つぎは南側へそれて道が続きます。ここへ来ると晴れ間もあり、暑い。まだ寒い時期なので、衣類の調整が大変です。着たり脱いだりしやす事が重要でした。 そしてぬかるんでいる個所もあり、要注意。見晴らしの良い尾根に出る直前に、泥ですべって転ぶ寸前でした。持っていたカメラが泥をかぶりましたが、拭えば大丈夫だったので、ホッとします。 尾根へ出る道@ 尾根へ出る道A この尾根に出ると視界が開け、長野県東御市と北八ヶ岳がよく見渡せます。雲は多いけれど、それなりに見渡せて、いい感じ。ここからは森を出て、尾根歩き。周囲が良く見えて楽しい道です。 少し上ると小烏帽子岳。 東御市街地 北八ヶ岳 さっきの湯の丸山 烏帽子岳ももうすぐ。はるもドロドロになりながら、がんばって登っています。 今日もそんなはるの姿を応援してくれた人がいてうれしいです。 あと少し 烏帽子岳山頂 四阿山 そして烏帽子岳山頂到着。10時28分。山頂が広い。遠くからみるととがっているように見えるので、山頂が広いとは思いませんでした。りんご食べ休憩と写真撮影後に下山します。 登ってきた道を鞍部まで戻り、分岐から地蔵峠まで向かいます。尾根道も見晴らしがよく好きですが、太陽の光が入る森の中の道も私はとっても好きです。歩いているだけでルンルンになります。 分 岐 地蔵峠まで@ 地蔵峠までA 最後の辺りでキャンプ場の中を通過して、駐車場に戻りました。あっという間の12時前着。 問題はドロドロのはるをどうするか?このまま車に乗せるわけにはいかないので、濡れタオルで拭き、トイレの冷たい水で何度が洗わせてもらいました。雪解けのこの時期は要注意でした。 |
2021年3月24日 【小楢山】 今回は行こうと思いつつ、道順が難しいと諦めていた小楢山へ行ってきた。(方向音痴ではないけれど、道がわからない) 2月はここに書いていないけれど、1月同様、上野原市の権現山から大月市の扇山へのロングトレイルへ行って疲れてしまったので、少し楽な山へ。事前に道順を確認して、行ってきた。 3月になると朝も少しずつ明るくなるのが早くなり、明るい気持ちになるのでうれしい。 近めの山なので、少し油断して出発が5時30分ころになった。 それでも勝沼インターから30分くらい車で走り、7時30分前にはオーチャードフフ山梨の駐車場についた。この時期は桃と桜が満開で勝沼はとてもきれいです。 はるの朝ごはんが終わったら出発です。ごはんを食べて元気なはるちゃんと一緒。 ゲートをくぐり、歩き始めは味気ない林道歩き。しかも少し進むと大規模崩落の跡があり、整地されてはいるものの、大規模なのでとても味気ない。荒れている感じに見える。この林道も車で行けると書いてあったけれど、車でこなくてよかったと思った。 入り口 斜面崩落 崩落がすごいからか、歩いていても楽しくない、林道も石がゴロゴロして歩きにくい。 そんな林道も1時間くらい歩いただろうか…。登りがきつくなってきた辺りで、左側に父恋し道の指導標が出てきたので、そちらを進んでみた。このあたりの森は汚くない。 少し歩くとさっきの林道が出てきて、横切ったその先の道を登ることになる。そこからは結構な急登が待っている。大きな岩が出てくる道なので、楽しそうだけれど、だんだんときつくなってくる。 父恋し道 森の中 林道の先の道 はるちゃんも急な登りには弱く、止まり気味になる。でも天気もよく、気持ちよく登れる。寒くない日。 沢が出てきたり、巨岩が出てきたりする。こちらの道は左側に反れるようにトラバースして登っていき、稜線にでる道になっている。稜線にでると更に巨岩が出てくる。岩の塊の山のようでした。 急な登り 沢に出会う 岩の塊@ 岩の塊A 大沢山頭まで来ると、ほとんど登りもなく楽になります。さらに少し歩くと、素敵な森の小道のような道になり、そこをどんどん歩くと、母恋し道からの分岐に出会う。山頂はあと少し。 大沢山頭 稜線から南アルプス 森の小道 分岐 あとは、緩く登っていくけれど、入ってすぐの場所にクマのようなでかい足跡があり、緊張してしまった。このあたりなら、クマが出てきてもおかしくない感じ。というわけで足早に登ります。どんどん行くと広〜い山頂にでました。10時少し前でした。 緩い登り道 広〜い山頂広場 富士山 伐採され、眺めがよくなっています。富士山、南アルプス、周辺の山が良く良く見えました。 天気がいいので、昼寝もしたくなる。山頂で、はるちゃんとリンゴを食べてゆっくりしたあと、下山します。今度は母恋し道へ。 母恋し道@ 母恋し道A 母恋し道B こちらも明るくて素敵な道。下り道大好き、かっとびはるちゃんは、すっ飛んでいきます。 途中で止まって待っていてくれる時もあるので、安心。 どんどん下っていくと、今日の2人目の方に出会いました。今日は、ほとんど人もなく、静かな山行でした。 またどんどん下って、はじめの林道に到着。ここからは朝と同じ道へ戻りました。 歩き始めはこの山はどうなんだ?と思いましたが、森の様子がどんどん変わるので、歩いていても、飽きずに楽しめました。今日も楽しかった♪ はじめの駐車場には11時22分到着。あっという間の登山でした。 |
2021年1月30日 【権現山】 冬山シーズンなので、山登りに制限があり、なかなか登りたい山が決まらないことが多い。 今回も月一山行のチャンスなのに、どこへ登ろうかと直前まで決められなかった。 山登りの日と決めていた前日の夜、ようやく決めることができたので、さっそく準備開始。 大月の浅川集落の先の登山口から登ろうと思い扇山へ行くことにした。 ここだと状況次第では権現山へ登ってから上野原の用竹に降りることもできるので、という作戦。 たまの電車とバスも楽しい気分。雪山の可能性が大だったので、慌てて軽アイゼンとゲイターを探し、雪山装備にしました。私とはるの昼ご飯も準備します。他は何を持っていくんだっけ??と思っていたら、やはりカメラを忘れました。 朝も起きれたし、天気も良さそうだし絶好の山日和。 近いので高尾発7時19分発の電車で出発。猿橋で降りて、浅川行きのバスに乗ります。 今日も外出自粛のため、登山客は少なめ。それでも猿橋のバス停では3人が一緒だったので、 安心しました。 このバスは2度目。浅川は奥地なのに意外と民家があることに驚いた場所。今日も山と山の間の登山口から登ります。バスで一緒だった人が権現山に登ると言っていたので、私もそちらに変更しました。(扇山は何度も登っているので…) やっぱり山は雪。登山口も雪。でも普通に歩けるので問題なし。愛犬はるちゃんも元気いっぱい出発します。 雪も登山口付近は5pくらいで、サラサラしていて歩きやすいけれど、斜面を登るようになると普通に歩いているだけでは滑るので要注意。キックバッグで雪にしっかり食い込ませることを思い出して登りました。はるちゃんは雪を身体につけては楽しんでいるよう。でもあの行動は何? 登山口から浅川峠まではすぐ。この峠でどちらに行くか扇山へ登るか、権現山に登るかの別れ道。 せっかくなので、久しぶりの権現山。はるちゃんは初めての山。 この尾根道に出ると雪も多めに積もっていました。それでもまだ普通に歩けました。 日陰だった道から太陽が当たる道になり、さらに元気も出ます。 そのおかげでカメラを忘れたけれど、せっかくの雪山だから写真を撮ろうと、携帯電話でとることにしました。 権現山へ向かう道 そしてこの尾根道が今日のメインポイント。初めは緩い坂でも、最後はけっこうな急登なので気を抜くことはできません。はるもいろんな匂いを嗅ぎながら、走っては戻り、走っては匂いかぎで楽しそうでした。簡単に歩けるほどの積雪も楽しめるポイントでした。 急登@ 急登A 黙々と登っていくと、視界が開け始めきれいな空に富士山が見えてきて、かなり登ったことがわかります。でもまだ登りが続く。ここも登っても登っても稜線が見えない急登の尾根道。 でも今回は疲れ知らずで淡々と登れました。 合流地点 ようやく北側の山の稜線が見えて合流。でも権現山まではあと少し。もう少し登って行くと山頂へ着きます。先の方が到着していて意外と人気の山なんだとわかりました。10時40分。 権現山山頂 奥多摩方面 富士山 山頂は狭いですが、この日の天気の良さに感激。周辺の山がきれいに見える。 写真にも撮りますが、やっぱり自分の目で見ることが一番。本当にきれいでした。 犬連れなので、話しかけられ少々立ち話。はるちゃんが元気でなので喜ばれます。 風も強くないので、寒くなく気持ちがいいくらい。 リンゴを食べて休憩してから、上野原側の用竹へ向けて下山。 登りはいいけど、雪山の下山は注意です。滑る度合いは上昇します。 山頂直下で急になるので、下山は本当に滑って怖いので、アイゼンをつけました。 でも手が冷たいのと、久しぶりなので、どうやってつけるか忘れていたので反省。 でもなんとか急下降は通過できホッとします。 楽しい雪道@ 雪道A あとは稜線を緩く下る楽しい道です。太陽に当たりながら雪道を歩く楽しさいっぱいでした。 はるも元気でルンルンです。 でも用竹まではけっこうな距離、しかも地図を忘れたので、あとどれくらいなのかがわからず困りました。自分の失敗なので仕方がないですが、お腹が空いてしまい大変でした。 それでも1時30分ころには下山しましたが、長かったことったらない。 山の向こう側が見え始めた 稜線が終わってから、登山口までの斜面を降りていくのにもかなりの時間がかかり地図忘れの私には反省ポイント。でも今度はこちらからまた登りたいと思うほど森がきれいでした。(暗い杉林もあるけれど) ようやく登山口へ出て、お昼ごはんにできました。はるも疲れたようで直前に抱っこで下山。 がんばったはるちゃんは、ここからはしばらくリュック乗りです。 ご飯を食べたら上野原まで歩く!!! 途中、はるも歩いてくれて最後は駅まで歩きました。 やったぁー!今日もたくさん歩いて楽しかった♪ |
2020年12月29日 【笹尾根:三国山〜丸山】 遠くの山は雪山になっているから、登りに行くことはできないので、近くの山へ行こうと思い、 久しぶりに高尾山から奥多摩三頭山まで続く、笹尾根を歩いてきました。 まずはいつも通り上野原から井戸行きのバスに乗り、三国山へ登り、そこから笹尾根に入ります。 久ぶりなので、どんな道だったか???忘れていました。 私の笹尾根のイメージは両脇を背の低い笹が生い茂っている細い尾根道だったのですが、 それは丸山から三頭山までの道で、今日歩いた道は植林のうす暗い道。 ところどころ、明るい道もあるけれど、ほとんどが山の北側を歩いていたり、南側を杉林で覆われていた道でした。 しかも小さいアップダウンが何度もあり、前回2回の笠取山で楽をしてしまった私には、相当堪えました。でもトレーニングには、このあたりの里山はもってこいなのです。それを私が忘れてしまっていたことがいけませんでした。 三国山から熊倉山までは、あっという間の明るくて気持ちのいい道。 でもそのあとが問題の薄暗い道。 晴れの予報でも、雲がかかって太陽の日差しは弱くて、寒い寒い。 それでもはるちゃんと歩けば、なんとか持ちこたえました。 浅間峠までは雑木林に中なのですが、北側なので少し寂しい感じ。しかも年末コロナのせいで 人と出会いません。浅間峠少し手前で初めて人と出会いホッとしました。 でもそれからは誰もいません。仕方がないので、黙々と歩くのみ。はるは楽しそうなのでよかった。 日原峠を通り、土俵岳(山頂付近)も暗くて通過するだけです。小棡峠で下山すればよかったけれど、廃道なので通過し、もう少しだからと思い丸山まで歩きました。(写真を撮る気持ちにもならず) でもそれがよかった。小棡峠を過ぎたあたりから、ようやく明るい雑木林の道になり丸山直前で 笹尾根の気持ちよさを感じました。 もうすっかり気落ちしていたので、丸山(山頂付近)へ到着したらそのまま下山しました。そうしたらその尾根道の気持ちいいことったらない。 今までのうす暗さは吹っ飛ぶくらい、明るい山の中。ようやくルンルンで下山できました。 雑木の森@ A B C やっぱり山の中はこうでないと困ります。植林地帯は暗くて気味が悪い。 光が入らないので、生きている生命感を感じることがなく、本当に嫌気がさします。 下山の道はとっても気持ちがいいので、下山途中でおにぎりを食べ、少し休んでからバス停へ 向かいました。 下山後もバス時間まで1時間30分もあったので、行けるところまで歩こうと思い、上野原方面へ歩き出し、結局八重山へのバス停まで歩いてしまいした。自分でも思ったより元気でびっくりしました。 |
2020年10月25日 【奥秩父:笠取山】 どこか犬連れで行ける山はないか〜?と探していると、良さそうな山を発見。 それが多摩川の水源の山、笠取山だった。 どこのHPにも整備されていると書かれていたので、安心して、道順も確認して行ってきました。 でも八王子からは遠くはないが、時間はかかる。少し油断して出発が6時近くなり、明るくなってしまい、到着時間の遅れにつながってしまった。 しかも勝沼ぶどう郷からの下道は、けっこうな距離。 地図では確認したものの、大菩薩ラインを一ノ瀬高原方面へ進むと道は狭く、不安になりました。 それでも8時ごろ到着。思っていた以上に車が止まっており、駐車は登山口から離れて止めることに。それでも止められたので良かった。 はるにご飯を食べさせて、私は靴を履いて出発。 登山口(写真は11月に登ったときのもの) 登山口付近は車がいっぱい。大きな案内板もあり、登山客も次々入っていく。 始めはゆっくり森の中へ入る感じで、ゆる坂歩き。すぐ横を沢が流れているので、気持ちがいい。 さわやかな音と涼しい森の中。この沢が多摩川の源流。 森の中 一休坂への道 森の中A 少し行くと登りになり、登りの途中で一休坂分岐に出る。私たちは一休坂方面を登ります。 登っていくと、赤く色づいている木があり、青空に赤が映えてとてもきれいで、一気にテンションが 上がって、はるとルンルンで登っていけました。こちらの登りはきついと書いてあったけど、別に普通の登山道で、特別きつくもない。ただ荷物が重い人は沢沿いから登ったほうがいいと思う。 落ち葉の道@ 落ち葉の道A どんどん登るともう落葉の落ち葉でふかふか道。太陽の日差しも入り、ぽっかぽか。 気持ちがいいので、どんどん登れます。この付近を登りきると、トラバースで奥へ入っていく。 少し歩くと、小さい沢が出てきます。ここがまたとってもきれいでびっくり。 しばらく沢に沿って登っていくことになります。沢には橋がかけてありますが、丸太に横木が渡してあるので、はるには歩きにくい。でもはるもご機嫌で歩いていきます。 沢@ 沢A ここを過ぎると笠取小屋に到着。ここにはテントがいっぱいはってあり、たくさんの人が泊まっていたことがわかりました。人気のテント場なんだぁ…。小屋のお父さんも気さくな人で、はるを見て声をかけてくれました。新しめのトイレもあり、笠取小屋周辺はとてもきれいでした。 なんか山自体がとてもきれい。新緑の時に来たら、どれだけきれいだろうか…。 沢がキラキラしているのが想像できる♪ 少しリンゴ食べ休憩して、また登ります。はるはお利口さんだから、よく褒められます。 ただ食べることばかりに執着してしまうので、それには困っています。 小屋を少し上ると、木が伐採されて草原のようになっていて、はるは広場と勘違いし、調子に乗って走りだします。そこに荒川と多摩川と境川の分水嶺があり、今日のポイント@。せっかくのポイントもはるが走ってしまうので、よく見ることもなく通過してしまいました。そして次は山頂直下の急登ポイント。笠取山と言えば、この写真が必ず出てくる景色。 草原の道@ 周囲の山 分水嶺 笠取山頂直下 下からは、ほかの皆さんが次々と登っていくのが見えます。次は私たちも。 マイペースで歩かないとかなりしんどい登り。しかもはるが勝手に急な道を歩いてしまって、私もそちらに行く羽目に。最後は大きな段差で相当にしんどかった。でもはるは元気。 登りきると犬が登ってきたことにびっくりされ、ここでもよく褒められました。うちのはるちゃんはお利口さん。 山頂からの眺め@ 眺めA そしてなんて見晴らしのいいこと!富士山もよく見えるし、南アルプスも見える。周囲の山々も きれいに見える。最高の山日和。 でも山頂はあまり広くないので、リンゴを食べて、休憩したら出発。 ここからは狭い岩場の道ではるを慎重に歩かせないと危険。でもはるちゃんは気にしていない。 というか危ないことはしないみたいです。東側の山頂も通過し、下山開始。 ここもまた笹原だらけ。山は水が豊富なので、笹が生い茂るんだなぁとわかりました。 人も多いし、道もしっかりしているので、間違うことはなさそう。また小屋方面へ戻ります。 多摩川最初のひとしずく(水干)を通り、笠取小屋へ。朝も鹿が来ていたようだけれど、私はわからず、戻ってきたときに小屋の近くの小川まで水を飲みに来ていた姿を見ました。 ここからは沢沿いに下ります。登ってきた道を通りたかったけれど、確認のために、朝とは違う道へ。でもこちらは退屈な道でした。またはるが走っていたので、分岐を見落として、通過しそうになったが、なんとか間違いに気づきました。ただ、案内板の前で話していた人たちは邪魔だと思う。 そのつもりはなくても、指導標を塞いではいけません。やめてほしいです。 この分岐で作場平の登山口へ戻ります。ここからは沢沿いです。 沢はきれいだけれど、近年の台風で、木が流されてばかり。倒木の多さでせっかくの沢が荒れているように見えて残念な感じ。 丸太の橋を何度も渡り、最初の一休坂への分岐に到着。ここで最後の休憩をして、登山口へ向かいました。 今日は天気も良く、笠取山がとても素敵な山だとわかったことが収穫でした。 とっても楽しかった♪ ★また行こうと思っていたら、カメラを忘れたので、11月にも再度登ってしまいした。 その時は、山頂は強風で耐えられず、山頂でゆっくりすることもできずに、あっという間に 下山してしまいした。 次は5月の新緑のころに行きたいなぁ。 |
2020年9月21日 【八ヶ岳:権現岳】 せっかくの連休だから山へ行きたいという、いつもの要求。 でもどこへいこうか…?いい加減、私とはるが登れる山が少なくなっていく気がする。 近くの山では物足りない。 ではどこへ…?地図を眺めて、思いついたのが三ツ頭山。しかも天女山からのルートなら、 昨年とは違うし、インターチェンジを降りてからの道が簡単という思いつきで、 急遽行くことにしました。 今回は天気が良さそうな感じ。朝3時半には起きて、5時前出発。 9月も中旬なので、日の出が遅いのが難。中央道も一番怖い(カーブが多い)上野原辺りまでがまだ暗い時間でした。それでも長坂インターまでは近いもんだ。6時半ごろには甲斐大泉駅近くの コンビニの駐車場でトイレタイムとはるちゃんごはんタイム。 7時前には天女山の駐車場へ到着し、三ツ頭へ向けて出発。 はじめは緩い緩い笹原の道を歩きます。しかも笹ははるの背の高さほど。はるちゃん歩きにくい。 こんなんでいいのだろうか…。と心配になります。しばらくずっと緩い坂歩きの感じ。 そして30分くらい歩いたところからだんだん登り始める。これはいつものパターン。 けれど、急な登りがだんだんと出てくる。はるも段差を越えられるほどの高さ。 でも登りがきつくなってくる。しかも笹原は相変わらず。 笹原歩き 登りが始まる 朝の気温は寒いくらい。でも登っているので汗はかきます。でも、はるは元気。 バテるだろうか…?始めは曇り空だったけれど、ときどき日が差すようになりました。 急登が続く中、前の人たちに追いつき始めます。 さすがにみんなこの登りはきつい。でもはるはいいペースで登っていて、私もそれについていきます。この急登は体力を消耗しているので途中、小休憩、梨を食べます。 梨が美味しくて、元気が出ます。 息は切れるけれど、呼吸を整ると、疲れることなく登っていけました。 そうしていくとようやく、稜線に出ました。(前三ツ頭 8:40) 今まで森の中をひたすら登っていたけれど、急に視界が開け、遠くの山が見えます。 この見晴らしの良さが登ってきた疲れを吹き飛ばします。 前三ツ頭(はじめどこだかわからず、下山中に気づく) 岩場の隙間に可愛く松虫草が咲いていました。ときどき、お花が咲いています。 9月の山もいい感じ。 松虫草 少し水を飲んでから、また出発。はるも元気だからあまり休む必要もない様子。 歩きにくいザレ場を歩き、また森の中へ入ってきます。 三ツ頭が見える 少し前のような急登はなく、緩くなった坂道を登っていきます。 さすがに笹原はなくなっていて、明るい草原と森の道になっています。 三ツ頭まで50分って書いてあったけど、30分くらいで着きました。 明るい森歩き こちらはもっと見晴らしがいい。雲の上に出ていて、雲海が広がっているのが見えました。 到着は9時15分ころ。計画はここまでだったけれど、早く着いたのと、体力に余裕があったので、 権現岳まで行ってみよう!と思い、美味しい梨を食べたあと、はると出発。はるちゃんもまだ元気。 ここからはまた楽しい道。多少の登りはあるけれど、目指す権現岳のとんがりが見えて、ワクワクするし、岩場も出てきて、登りが楽しくなりました。 ここまで来ると、やっぱり犬連れは驚かれ、はるがお利口さんに歩いているの見て、みんなびっくり。10時すぎには山頂に到着。 権現岳 岩場@ 岩場A わぁ〜、きれいに見える。昨年の登った網笠山もよく見えました。そのときは権現岳には登れないだろうと思っていたけれど、今日登れたうれしさがいっぱいです。 ガスが出ているので、赤岳は一瞬見えただけで、雲中へ。 でも、景色がすばらしい。山の上はなんてきれいなんだ〜!!!!と叫びたいくらい。 網笠山 ギボシ はるちゃんもたくさん褒められ、上機嫌だったと思います。 気温も低すぎることなく、気持ちよく快適。ずっとここに居たい気持ちを抑えて、エネルギー補給と休憩をして、下山だぁ〜。 下山は急登してきたところが気になっていたけれど、はるちゃん関係なしに突っ走ります。 それより私がお腹が空いてきて、疲れが出始めいたときにザレ場を通過中に転倒。 砂地に石ころが転がっているので、その上に乗り何度か横に振られながら、持ちこたえますが、 最終的には珍しく転んでしまいました。でもとくに何もなく、無事。石ころの傷がついたくらいで済んでよかった。自分でも笑ってしまうほど、ゆらゆら揺れていました。恐るべし砂地。 下山中も笹原の長いことったらない。途中でごはんを食べればよかったのですが、小淵沢の道の駅に行きたかったので、がんばって下山してしまいました。 はるもお腹がすいたと思います。 12時40分駐車場到着。無事下山しました。あとは道の駅でごはんを食べに行き、自宅まで安全運転で帰ります。 |
2020年8月22日 【那須:三本槍岳】 今年は山へは行けないだろうと諦めていた。でもやっぱり山へ行きたい。 あまりの夏の暑さもあって、もっと涼しい場所へ行きたい気持ちも出てきて、 日帰りで出かけてみようと、急に山登りに行くことにした。 計画は立ててあったので、再度、行き方のおさらいをして、準備も整え行ってくることができました。 本当は日曜日がよかったけれど、雨予報が出ていたので、こちらも前の日に変更。 朝、5時前出発。だんだん空が明るくなるころなので、心配せずに出発できる。 でも少し遅いかな〜なんて思ったけれど、まぁいいだろう。 道も間違わず、なんとか那須インターを降りたのが、7時30分ころ。そこから道の駅で、荷物の整理とはるちゃんはごはんタイム。それから駒止の滝駐車場まで15分ほどで着きました。 8時10分登山出発。まず北温泉旅館への道を下り、その手前から登山道へ入りました。 犬には怖くて渡れない感じの橋を渡り、山への道を進みます。 沢の橋 急登する階段道 はじめは地図にも書いてある通り、急登します。天気も曇りで山にはガスがかかっていたので、 暗い道ですが、仕方がない。しばらく登れば視界も開け明るくなりました。 この急登を登りきるとしばらくは、緩やかな道が続き、歩くことが楽しくなります。晴れていれば、 森の中もキラキラできれいだろうけれど、雲の切れ間の日差しが、唯一の楽しみ。 ブナの森@ ブナの森A ただここも森の中も、一面の笹に覆われていて、ブナの森の湿度の高さをうかがえます。 こんな緩い道で到着するのか少し心配になりますが、だんだんと登り始めます。 しばらく歩くと森から抜け低木地帯を歩くことになりました。そしてここが注意ポイント。 脇の笹原の茂みに蛇がいるのです。一番初めに見た蛇は大きくてビックリ。 すぐに茂み入っていくので襲ってはこないですが、気持ち悪くてゾッとします。 それが3回ほどありました。そのことが気持ち悪くて、両脇を注意しながら歩くことになります。 たぶん人が歩かないことが原因だと思います。この道は人が歩いていないことがすぐにわかる道なので、静かに歩きたい人以外は歩かないほうがいいとおもいました。 そんな中、次は愛犬はるちゃんがバテ始めます。 森の中から出て、日差しが出ることがあり暑くなったことと、急に登りがきつくなったことがあり、 仕方がないです。 普段より息遣いが荒いし、途中でよく止まるようになるし、水もいつも以上に飲んでいる姿を見て、 これはまずいかなと思いました。 整備された砂利道 蛇がいる笹原 自分から日陰で休憩したりするので、これは歩かせることは危険だと思い、抱っこして登りました。 でも石ころを敷き詰めて階段状にしてあり、歩きにくい。6キロの体重は私には重く、 今日は無理かな?と思ったのですが、森から出て視界が広がり、となりの朝日岳がよく見えるようになり、できれば登りたいと思いました。合流する稜線の道までもあと少しだろうことがわかります。 朝日岳 緩やかな三本槍岳 前回の乾徳山では、はるに助けられたので、今回は私が頑張って、行けるところまで行こう。 そうして歩いていると、高度が上がったおかげで、急に涼しい風が吹き始め、気温が下がっているのがわかりました。 そのおかげと、少しづつでも登っていたことで、大きな登りがなくなり、はるも歩けるほどの勾配になったこと、はるの息も落ち着いてきたので、おろしてみたところ、また歩き始めてくれたので、 ホッとしました。 2000mもないけれど、北のほうにある山なので、高山帯を歩いているようでした。 かわいいお花もたくさん咲いていて、登ってきてよかったと思いました。 さらに、朝日岳からの稜線に出ると人の多さに驚きます。 今日私が歩いてきた道で出会ったのはたったの一人です。 蛇も出るし、人気はないので、かなりマイナーな道になっているようでした。 稜線に出た三本槍への道 はるを抱いていたことで私も、ヘロヘロでしたが、緩やかな三本槍までの道をなんとか登り切りました。はるも元気になって、歩いてくれて本当にうれしかった。10時55分山頂到着。 山頂ではガスがかかって、遠くまでは見えないけれど、今日はここまで登ったそれだけで充分。 ガスがかかっていたおかげで、暑くなく登ることができたので、今日は良かった。 美味しい桃を二人で食べて、元気になり下山します。 三本槍岳山頂 広い山頂 その山頂で出会ったトレランの人がはるを見て、面白がって話かけてきたので、途中まで一緒に下山しました。はるの歩く?(走る)スピードに速さに感心して、「すごい、すごい」と喜んでくれました。 そんな楽しいこともあり、今日は登れてよかったと心から思いました。 乾徳山以来、どこにも行けずに、体力をおとしていたけれど、こうしてはるも私も無事に歩けたことがとてもうれしかったです。そして何より住宅がいっぱいの道を歩くことより、自然の中にいることのほうがはるかに楽しいこと。その中で身体を動かしていることの楽しさを再確認しました。 分岐のところまで一緒に行くつもりが話が盛り上がっているうちに、通り過ぎてしまい、清水平という その人の連れの方がいる場所まで行ってしまうほど、はるも元気になっていました。 蛇がいる道だけれど、今日は日帰りだから、元の道へ戻り下山します。 清水平でお別れして、二人だけで下山です。 北温泉への分岐 やっぱり帰りも蛇が居ました。人が通ると隠れてしまう蛇だけれど、気味がわるいので、 下山も森に入るまではるを抱っこして、歩きました。 でも帰りは、はるは重くなく、楽に下山しました。 はるを森の中でおろすと、また猛スピードで降りていきます。 なんて元気な犬なんだと思いながら、うれしさいっぱいでした。 そんな速さで12時55分駐車場到着 北温泉から駐車場までのほんの少しの登りも私には相当きつかった。 |
2020年6月21日 【乾徳山】 外出自粛が解除されたので、さっそく山へ。 少し前にも高尾から陣馬山まで登ったけれど、やっぱりもっと山を歩きたいから、 少し歩きがいのある山へ行くことにした。 雨降りの時期だけれど、貴重な曇りがあったので、それを使わないわけはない。 でも朝起きたら雨が降り出して「おや?」と思ったけれど、甲府盆地は大丈夫なんじゃないかと思い、そのまま準備開始。 自粛解除だから人がたくさん来るのではないかと思ったけれど、八王子発の松本行きはガラガラ。 この時期だったら、半分は埋まる座席も悠々座れる。なんかちょっと寂しい感じだった。 塩山で降りた時も人は少なく。乗合タクシーで行けるかな?なんて希望はなくなる。 8時30分までゆっくりバス待ち。ようやく来た次の電車でも人はとても少なかった。 そんなだけど、バスに乗り乾徳山登山口へ。 バスから見える山方面は雲がかかっている。雨は大丈夫だろうかと思いながら向かいました。 バスから降り、以前と同じ沢沿いの道から登り始めます。 登山口 最近の天気のためか、道はしっとり、水っぽい。雨でないだけいいだろうと思い登り始めました。 こちらの道は天気のせいか薄暗い森。杉林だから暗いことも影響しているけれど、かなりの湿度。 それでも登り始めたら、歩くのみ。愛犬はるちゃんとがんばって登る。 杉林の中 雑木の森 しばらく行くと少しづつ晴れ間が見え始めました。さらに杉林から雑木の森に変わり、辺りはとても気持ちの場所になっていきます。やっぱり杉林ではないほうがいい。 3回林道を越えたあたりから、少し斜面が緩やかになり、登らなければならない斜面が見えないので、もうすぐ国師ケ原だとわかります。そうすると錦晶水(水場)に到着。そのあとはすぐ国師ケ原に到着。ここでリンゴ休憩。お腹もすいて疲れていたので、うれしい休憩。はると二人でリンゴをパクパク食べました。ここまで1時間30分。 きれいな森 国師ケ原 明るい森の中 そして次は緩やかな登りになります。私はここが一番きつかった。 休憩をしたけれど、久しぶりの本格登山なので、体力が落ち、足が重くなっていました。 少しきつい登りをしたあとは、草原に出て緩やかに登ります。あまりの足の重さに、「もう登るのやめようか」と思ったほど。でも来たからにはゆっくりゆっくり登りました。森の中ではないので、晴れていれば暑いくらいの場所ですが、今日は快適。そのためかなんとか通過できました。 草原の道 甲府盆地が見える 森の中へ そしてまた暗い森の中へ。ここからはガスがかかって、お化けが出そうな雰囲気の森の中。 岩場の道に変わります。歩いていくとだんだんと大きな岩の階段が出てきて、どんどん段差が大きくなります。それでもはるは頑張って登る。今日はそんな【はる】の前向きさに引っ張られ、私も登ることができた感じでした。 どんどん歩くはるを見て、元気が出てきました。ようやく私の得意の岩場歩き。だんだんと調子を取り戻し、スピードもアップします。 ただこの山は岩の山だったことを完全に忘れていました。 しばらく登っていくと、大きな岩。上から鎖が下りています。???私は山頂直下だけが岩場だと思っていたら、ずいぶん前から鎖とはしごの連続だったことを完全に忘れていました。 「はるちゃんどうしよう!」と思っても、先にいくしかないので、抱っことリュックでなんとか通過。 大きな岩場に乗せてもはるが怖がらないことが救いです。 岩の段差が大きなる 鎖場 この子は勇敢だな〜と感心して、山頂まで行くことができました。 途中で出会った人たちにも、びっくりされ感心され、今日ははるちゃん大満足だったんじゃないかと思います。 乾徳山山頂 山頂の岩の塊 でも到着した山頂はガスの中。何も見えません。それでも狭い山頂は人がいっぱい。私たちはリンゴを食べ、早めに下山開始。3時のバスに間に合うか問題があるため。 笠盛山方面への下山。以前もここから下山したけれど、こちらは人がいない。人気なのは岩場コースなんだとようやくわかりました。 急なガレ場の下山は、道が湿っているのでけっこう危ない。大きな段差をゆっくり下りながら、なんとか1時間ほどで国師ケ原に到着。テープがなければ道がどこなのかがわからないくらいの森の中。 晴れていれば、静かな森でいいのだけれど、曇りで誰もいない道を1時間歩くと、なんか心細くなるのがいつもの私。でもはるちゃんが居てくれる。だから元気にがんばる。 国師ケ原への分岐 静かな森の中 そうして国師ケ原の広場についたらようやくごはんタイム。はるもお腹が空いている。私もお腹は空くけれど、あまり食べる気にならず、おにぎり一つで終了。バスの時間が気になるので早々に下山再開。 次は道満尾根を下山する。尾根道に出るまでの少しの登りがきついけれど、こちらの道は明るくて気持ちがいい。安心して下山できます。雲があるのは山頂付近のみなので、こちらの尾根道は緑もきれいで、るんるんで歩けます。登りとはまったく違う道。尾根なので湿り気も少なく、快適に歩ける道。今度はこちらから登りたい。←以前にも同じことを思ったと思う。 道満尾根@ 尾根道A そうして2時30分頃、徳和のバス停に到着。今日もいろいろあったけど楽しかった! はるちゃんありがとう♪ようやく二つ目のおにぎりを食べられました。 |
2020年2月24日 【倉岳山 高畑山】 今日は連休だし、天気も良いので山へ行くことに決めていた。 でもどこへ行こうか?最近迷ってしまう。 もうバスに乗ったりしたくない。それを思うと面倒になる。そういうときは、自然と駅近登山口の倉岳山になる。ずいぶん行っていない。去年の台風のあとどうなっているだろう…と少し心配だった。 でも行こうと決めたから、行く。はるちゃんと山へ行くことが楽しいから。 今日も眠たくて、5時30分にしか起きれなかった。以前はもっと早く起きれたのに…。 まぁ、焦る必要もないので、ゆっくり行きます。 ということで、乗りたかった電車を1本遅らせ、8時2分発甲府行きに乗りました。 梁川駅で降りて、登山口へ向かうとやっぱり、車は通行止め。登山口直前の崖が崩れていた。 山へ入り歩き出すと、当然倒木だらけ。ちゃんと通れるように作業をしてくれているので、 今は普通に歩けるけれど、当初は大変だったんだろう。 登山口前の土砂崩れ 森の倒木@ 森の倒木A 何度も歩いている沢沿いの道。ここはゆっくりゆっくり奥へ入って、後でぐんぐん登っていく道。 始めは植林の森で暗いけれど、歩きやい。沢を何度も渡りながらぐんぐん歩く。 どんどん歩くと少しずつ明るい森に変わっていく。雑木の森はとっても良い。 春になったら、芽吹きでとってもきれいになる。 水場のあるところまで、けっこう歩く。ぐるぐる回っているかのような、似たような道が何度も出てくるので、あれ?もう水場かなと思たけれど、まだまだ先だった。かなり歩いた後に水場に着き、ここからが登りの本番だと気持ちを入れ直す。 水場から少し歩くと稜線に出るために、登るが始まる。 そこで後ろから歩いてきたお父さんの速いこと。顔色も変えずにすたすた抜いていった。 私もかなり速いほうだけれど、それを上回る速さ。すごいなぁと感心しました。 私は登りになっているので、息切れ続出。でも自分のペースで歩きました。 稜線まで出ると、次は尾根を急登する。ここからは35分だとのこと。あと少し頑張る。 たぶん扇山の尾根歩きよりよっぽど楽なはず。それを想うと落ち着いて歩けます。 稜線に出たら、日差しがたっぷりあって温かく、富士山がとってもきれいに見えました。 天気が良いとうれしいです。 倉岳山への尾根道@ 尾根道A 登り道 頑張って登りを切り、倉岳山山頂へ到着。富士山がきれい。北側の山々もきれいに良く見えている。それを見るだけで気持ちが良い。 はるとりんごを食べて、少し休憩をして、次の高畑山へ出発。高畑山まではそんなにきつくないので、安心して歩けます。でもちゃんと下って登るコースなので、気を抜きません。 高畑山登山口付近の貯水池からの高畑山 今回ははるちゃんを見て喜んでくれる人が多かった。そんな時は、私もうれしい。 だってあんなに楽しそうに歩いているんだもの。見た人はみんなハッとするはず。 |